なめくじ長屋奇考録漫画ダイナマイト

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｢漫画ダイナマイト｣　9月号!! ダイナマイトタイムズ常連3名は各々信じられない高みに達している。恐ろしい子･･･!!

2009/07/26 00:45｜漫画ダイナマイト｜TB：0｜CM：4｜▲

「私の人生には2つだけ失敗があった。一つはダイナマイトを戦争に使用されたこと、もう一つはダイナマイトを雑誌名に使用されたことだ。」
アルフレッド･ノーベル（1833 - 1896）

さあさ、あいも変わらず定番のこの言葉で始まる今月の｢漫画ダイナマイト｣　9月号!!

そして毎月の流れのまま巻末の読者コーナーに寄せられる禍々しいファンレター紹介!!

ドーン!!(効果音。迫力が出るように)　｢ダイナマイトタイムズ｣!!
作品に対するご意見、ご希望、イラストを投稿し、AVを当てよう！

ってことで今月も採用の8人を全員紹介使用と思ったのだけれどところがどっこいエマージェンシー!!

常連が!!　多すぎるんじゃ!!
ちゅうことで今回採用された8人中3人は、2ヶ月前にも登場してたコイツ等。

静岡県･佐々木司郎 56歳!!

長崎県･デンジャラスS 43歳!!

愛知県･ブルセラ 42歳!!
関連記事はこちら

で、このどうしようもなく愛らしいオッサン3名･･･こいつらが今回送ってきた感想がコレだ!!

良かった作品　｢雨宿りは淫らな味｣→人妻の容姿と仕草が大好きです。後姿で下着が透けてるところなど最高だ。ありふれたストーリーだが楽しめた作品だ。
悪かった作品　｢淫猥な清算｣→よくあるストーリーでゾクゾクする面白みがない。興奮する場面がなかった。
静岡県･佐々木司郎 56歳

イラストも、ちゃんと新たに買いてるのな。よくあるストーリーが好きなのか嫌いなのかハッキリして欲しい。
しかしまあ流石常連。エロバカ劇画誌に｢ゾクゾクする面白さ｣を求める高みに達している。佐々木司郎、偉大な男。

良かった作品　｢妻の手口｣→冨田先生の作品の絵柄はとても色っぽくてエロくて、とても興奮します。
悪かった作品　｢今夜は帰らない｣→エッチシーンに色気がなくて、とても残念です。
長崎県･デンジャラス 43歳
｢デンジャラスS｣から｢デンジャラス｣へ改名。その真意の程は定かではないが、ちゃんと働けというのが全員の一致した意見である。
冨田作品がエロいか･･･なかなかやる。

良かった作品　｢妻の手口｣→椅子にM字開脚で縛り付けられたポーズが、とてもエロくてよかった。マ○コとアナルが丸見えで、ストッキングの美脚、そしてそのままのポーズでのセックスと、気持ちよさそうなエロポーズでした。
悪かった作品　｢現代の怪奇｣→今回のミステリーストーリーは、前半はエロくて良かったが、キツネの化身が出てからは面白くなかった。ストーリー展開が急ぎすぎて、面白くなかった。
愛知県･ブルセラ 42歳

まさか!!現代の怪奇｣にそんな読み方があったとは。

まだまだ･･･もっと続けて資料を集めていけば、本誌ではやっていないポイントレースの集計なども出来るのでは!?
よ～し!!オラも今からハガキ書いて、優勝戦線に殴りこみかけるど～!!

俺は、キツネの化身が出てからも面白かったけどなあ。

｢本当にあった現代の怪奇｣。どうしてこんな中途半端に中途半端な情報を中途半端な労力を使って誌面に載せてくるのだろう。

2009/06/27 23:52｜漫画ダイナマイト｜TB：0｜CM：2｜▲

さて、今月のダイナマイトタイムズで酷評された｢現代の怪奇｣とはいったいどの位ひどいのか･･･まあ｢エロ雑誌にホラーはいらない｣と、どストレートな罵詈を喰らってグウの根も出ていないところからも分かるとは思うのだけれども皆さんご確認ください。

｢本当にあった現代の怪奇｣!!　12話　望みの代償!!

主婦･妖子(名前･OUT)は主人と舅との3人暮らしだったのだが、毎日風呂を覗いたりする舅に頭を抱える日々。

すばらしい。完全に内宇宙と一体化してのパンツ吸引そして｢覗き｣というか堂々と風呂場のドアを開け放つアグレッション。
どちらかというと｢風呂を覗いている｣というより｢風呂を覗いているのを覗かれている｣という自覚。
よほどの大義がない限り、こんな顔でパンツは嗅げない。

主人もなかなか味方してくれないので舅の暴走はエスカレート。
堂々と夜の生活を覗き見してくるだけでなく

こんなのは日常茶飯事で、

うなぎ関係ねえし。
まあ、こんな気の狂ったリアクションを返してる時点でこの人妻にも同情の余地はないけれど。

もう、あんなスケベジジイいなくなればいいのに･･･
人妻の願いが天に届いたのかどうかは知らんけど、

狐さま、登場!!　そしてすね毛。
どうしてこんな中途半端に、中途半端な情報を、中途半端な労力を使って誌面に載せてくるのだろう。
ムダだ。世界中のムダ毛というムダ毛は、このスネ毛に土下座すべきだ。

狐さまは言う。
｢必ず自分にも災いが降りかかるが、それでもよければ望みをかなえてやろう｣と。

最初は相手にしなかった人妻もついにはムキになり、

やっちゃいなよ!!

よろしい･･･ではムニャムニャ･･･

ケーン!!

うわあこわいびっくりしたやめてくださいよもう!!

そしてどうなる!?

まさかのケーン言い逃げ。

家に帰るとジジイはいない。やったあ!!
介護の手間がいらなくなったのでパートを始めた。社長と良い関係。やったあ!!

が、浮気がばれて離婚!!
しょうがなく始めた介護パートで複数の老人に襲われて｢冗談じゃないわ～｣で終了。

だから言ったじゃろ、必ず後悔すると!!ワッハハハ!!
1979年、石川県で起こった話です。狐に化かされたり、正体不明の人物と何らかの約束をしたり望みをかなえてもらったり、御伽噺のような経験をしている人が実は結構多いのです。世界で成功している人の中には、とても幻だとか偶然だとかでかたずけられない体験談を持っている人がいます。ですから反対に、出会ったために堕ちていくということも充分考えられるのです。

長々とありがたいのだけれど、何が言いたいのか。
まず、ジジイは本当にいなくなった事はホラー。
浮気がばれて離婚した主人はとばっちり。
パート先の社長夫婦はもっといい迷惑。
介護老人ズにとっては良いご褒美。
｢ですから反対に｣のあとの意味がさっぱり意味が分からない。　もともと完全に蛇足な説明なのに、なんでわざわざ｢逆に｣言ってみたんだ!?

ほんまに、わかっていないようだから言ってやる。
エロ雑誌に、ホラーは合わない。

｢ダイナマイトタイムズ｣続き。｢オチまで平気で説明して何の悪気もない｣のにはシンパシーを感じるし一緒に死にましょう。

2009/06/25 02:11｜漫画ダイナマイト｜TB：0｜CM：4｜▲

ダイナマイトタイムズ、昨日の続きだYO!!

良かった作品　｢肉穴むじな｣→義父、夫の元気なところがすごい！それに2穴せめ、羨ましい。Hのリアルさがすごくいい！
悪かった作品　｢現代の怪奇｣→やっぱりH話に怪談はあわない。
静岡県･ヒゲのプーさん　53歳
｢H話に怪談はあわない｣と、当たり前すぎて逆に今まで誰も言えなかった事を言うのは止めてください。

良かった作品　｢発情ハンティング｣→工場街で場違いな美女をトイレで犯していたら、AVの採用テストのため見られていたというオチに笑え、興奮に繋がりました。
悪かった作品　｢ベジタリアンセックス｣→ダイエットと欲求不満を絡ませようとして、かえって無理な話の展開になっていると思いました。
東京都･中年H　36歳

自分は、工場街で場違いな美女をトイレで犯していたら、AVの採用テストのため見られていたというオチにはとんと笑えなかったのだけれど、｢オチまで平気で説明して、何の悪気もない｣というスタイルにはシンパシーを感じる。一緒に死にましょう。
しかし何でこんなに｢発情ハンティング｣の人気があるんだ!?とんと分からん。

良かった作品　｢悦楽の淫走｣→理想の病院経営ですね。女たちに囲まれて毎日送るだけでなく、ナースでしかも何人もそのナースが愛人だなんて･･･。羨ましい限りです。ラストがレズなんてのもいいです。
悪かった作品　｢現代の怪奇｣→本当にあったかも知れませんが、H本にこのような表現はチ○ポがしぼんでしまいます。
三重県･山本秀孝　46歳
｢女たちに囲まれて毎日送るだけでなく、ナースでしかも何人もそのナースが愛人だなんて･･･｣に、何言ってるのかサッパリ分からん。
流石はダイナマイト。読者までもが特殊な言葉使い師達。
現代の怪奇、誰か連載開始前に気付かなかったんだろうか。惜しい。実に惜しい。

良かった作品　｢盗まれた下半身｣→素敵な、ご近所関係がよい。
悪かった作品　｢現代の怪奇｣→妊婦はエロくて良かった。怪奇は梅雨明けに届けて欲しかった。
東京都･江戸川ディック　30歳

｢現代の怪奇｣、圧倒的不人気!!

ということで次回(になるかどうかは分からんけど)はこの｢現代の怪奇｣がいかに酷いか!?を再確認していこうかと思います。

そしてみんなで今月の｢悪かった作品｣としてダイナマイト編集部に送ってあそんでみましょう。

先月に続き、｢ダイナマイトタイムズ｣!! 47年独り身で寂しいのは分かるが･･･根本的に大きな飢え間違い!!

2009/06/24 23:52｜漫画ダイナマイト｜TB：0｜CM：4｜▲

分かってくれていると思うけれど、｢漫画ダイナマイト｣の本当の恐ろしさは読者投稿コーナーにある。

ってことで今月も投稿コーナー

ダイナマイトタイムズ!!

え～、
先月のやつ、前編
後編。

まったく同じ事やります。熱心なダイナマイト読者の皆さんが先月号の感想を。

一人目。

良かった作品　｢盗まれた下半身｣→P86右下の本人を目の前に、生パンティのニオイをかいでチ○ポをシゴク。俺もやってみたいです！
悪かった作品　｢奥発情ハンティング｣→う～ん、何なのかな。絵の好みがイマイチのところがあり、ヌクことはできますがやはりイマイチです。
秋田県･熊井公成　44歳

｢ピカッ｣が酷いのはもちろんな事と、個人的にお気に入りのご様子の｢P86右下｣は、

これ。自分にこういう性癖がないからなんとも思わない･･･などと言う事はないと思う。熊井、異常。
勝手にやれ!!
あと｢発情ハンティング｣(奥発情ハンティングは誤植)は、

無条件でガイア編までの｢絵が固まりきる直前の板垣｣診たいな事になってる最低な作品なんだけれど、なにを差し置いてもとりあえずヌクことはできたのが素晴らしい。

良かった作品　｢奥欲情ハンティング｣(また誤植)→AV男優をスカウトするのは繁華街ばかりと思っていたのですが、不景気のアオリをもろにくっている工場街でもあるという事は、どこで誰が見ているかわからないという教えでしょうか。考えさせるエロい作品でした。
あまりそういう所で社会風刺を感じてもらっても、俺、困る。
悪かった作品　｢ベジタリアンセックス｣→夫婦ともダイエットするようなボディに描かれていない。女房のボディが若い頃の写真と、どこが違うのか見えていない。32歳の主婦に主人の年齢が相応でない。ダイエットで、どうして野菜オナニーなのかわからない！
三重県･中井真也　58歳
俺の大好きな｢ベジタリアンセックス｣を否定しないでください。
どうして野菜オナニーなのかわからない件に関しては、作中で「この空腹感、早くわすれなきゃ！　ああ～、でもお腹が空いてつらいわ～!!やっぱりなにかお腹に入れないと我慢できないわ!!」って書いてあったじゃないですか。意味が分からなくても納得してください。

良かった作品　｢盗まれた下半身｣→大きなお尻を突き出し、隣の男に責められイキまくる潤子さん。その後、毎日大きなペニスを挿入される潤子さんが羨ましい限りです。
悪かった作品　｢発情ハンティング｣→絵もストーリーもよくわからず、挿入シーンも好きになれません。
広島県･不倫恭子　47歳
うおお!!まさかの女性読者投稿!!　47年独り身で寂しいのは分かるが･･･根本的に大きな飢え間違い!!
普通読むか!?ちなみにイラストの外見が、｢夜の料理人｣に1巻の4話あたりに出てきた美人局の女に酷似しているけど、誰に貸したのか資料が無かったので割愛。

良かった作品　｢盗まれた下半身｣→隣同士の住人が不倫という事の設定が身近に感じて、実質に隣の奥さんに性欲的思いをすることがあるので、こんな場面になれたらなあって･･･。
悪かった作品　｢濡れる指｣→ネットで、夫がはまっている事を知っている店長との出会いはあまり考えにくくて無理に話を作ったように思えて、ありえない場面でした。
福井県･西川辰夫　61歳
｢なれたらなあって･･･｣とか、61歳にして未だ甘酸っぱ過ぎる感性の持ち主。
｢性欲的思い｣等の言葉選びのセンスもどうでもよくて最高。
悪かった作品に関しては、ネット(カフェ)で、夫が(動画を見て一人で楽しむのに)はまっている事を知っている店長(っぽけどバイトのお隣のご主人)との出会いはあまり考えにくくて無理に話を作ったように思えて、ありえない場面でした。
と、ものすごく説明不足な。

と、明らかに酷いんだけれども、女性読者まで抱えているのには驚いた。
日本漫画界の闇は、まだまだ深い。
後編に続く。

｢漫画ダイナマイト｣8月号!! 今夜は前の穴？それとも･･･後ろの穴？？？楽しいゲーム☆アナいい加減にしろ。

2009/06/22 01:57｜漫画ダイナマイト｜TB：0｜CM：2｜▲

「私の人生には2つだけ失敗があった。一つはダイナマイトを戦争に使用されたこと、もう一つはダイナマイトを雑誌名に使用されたことだ。」
アルフレッド･ノーベル（1833 - 1896）

っちゅうことで･･･誰も気にしちゃいないだろうけど、
｢漫画ダイナマイト｣は毎月22日発売です!!

2009年8月号!!

ちなみに、どう頑張ってもレジに直接持って行けないシャイな読者の皆さんは、レジのお姉さんに、
｢ローレンスの色違いのやつください!!｣
って言えばもってきてくれるYO(^∇^)ｱﾊﾊﾊﾊ!

と、買って読み始めた時間が遅かったので内容(特に読者コーナー紹介)は後日あらためて。
とりあえずそれまで｢なんか知らんけど載っていたコレ｣で時間つぶしといてください。

今夜は前の穴？　それとも･･･後ろの穴???
楽しいゲーム☆アナルセックスチャート☆

何故!!最初の質問が焼肉なのか!?
というかこんなモノでそっちに目覚める人なんかいるはずなく、やってる人は最初っからやってるやろから、初っ端の質問に｢アナルセックスは好きですか｣を持ってくればそれでいいじゃないか。
僕は忙しいんです。こんな事してるヒマなんかないんです。
早速やってみた。

ホルモン派→指を入れない→中指→指だけでイカせない→よっしゃ!!アナル性交!!
おやび～ん!!アナル性交出来ましたぜ～!!
よし、やりましょうやりましょう。
先人は言いました。　｢アナル性交は体の交わり･肉体的快楽に非ず!!　人と人との、心の絆なり!!｣(織田信長＆森蘭丸さん)

う～んそうか。信長が言ってるんなら間違いない。
ようするに妻以外との性交は浮気だけど、アナル性交はギリギリセーフということか。(間違った情報)

あ、ちなみにウチの嫁にやらせてみたところ、ロース肉→アンチ巨人→尻毛ダメ、ということで今夜はお休みとなりました。

追記。
リンク先の近代麻雀漫画生活さんの記事がここ3日ほど明らかにエロバカ劇画側に偏ってきており、ものすごく光栄な反面、恐縮ちゅうかなんちゅうか･･･素晴らしいエロバカです。
「魔牌の島　怪奇麻雀伝説」玄太郎（前編）
「魔牌の島　怪奇麻雀伝説」玄太郎（後編）
あの先行者よりも先を行っていた麻雀劇画「魔牌からくり」
とりあえず裸にしときゃあいいやろ的な｢ムリ･ムダ･ムラ｣の3拍子揃った超絶展開に･･･てこりゃ酷ええ!!
麻雀漫画も、甘く見たらアカンなあ･･･。

なんやかんやで昨日の続き。いい大人がなんでこんなモノを描いたのか良く分からない。なんでこんなモノを描いたのだろう。

2009/05/28 00:54｜漫画ダイナマイト｜TB：0｜CM：4｜▲

なんやかんやでこの続き。

ダイナマイト読者には、まだまだアレなアレが多い。

良かった作品　｢奥様は痴漢がお好き｣→マンネリ解消に痴漢プレイを妻としてみたい。でも勇気が無いから出来ない。そんな気分にさせたリアルさがよかった。
悪かった作品　｢焦がれる情戯｣→せっかくナースをのHなのだから定番かもしれないが、病室かナースの仮眠室、病院の屋上などのシチュエーションでのHを見たかった。
福井県･三こすり半 30歳

まさかの同世代。こんな雑誌読んでないでさっさと寝ろ。
あと、妻に痴漢プレイを頼むのなんか｢本当の勇気｣じゃあない。

良かった作品　｢焦がれる情戯｣→病院の美人ナースをホテルとかでHしてみたい。美人ナースが一番です。
悪かった作品　｢交錯な関係｣→娘の恋人が、娘の母親とぜったいにSEXしてはいけない。恋人は娘とSEXをするべきだ。
滋賀県･塩根康之 39歳
真面目。もうちょっと｢たられば｣で漫画を読むことをオススメする。

好きな作品　｢奥様は痴漢がお好き｣→あの富田先生が、SM以外の作品を描いている！これは普段の作風から、チェンジしようとの大変な意なんちゅうか、絵がかっこいい。

もう、こんな人ばかりが読んでいるアレな雑誌ですが、トドメとばかりに1枚のイラストが投稿されていた。

絶妙な気持ち悪さと執拗な描き込み。
いい大人がなんでこんなモノを描いたのか良く分からない。なんでこんなモノを描いたのだろう。
そもそもどこの誰がこんなモノを描いたのか。

長野県･降旗義久･49歳。

偉大な男。
本当にどうかと思う。

もう、このコーナー目当てでこの雑誌を買っていってもいいと思う。

「漫画ダイナマイト｣の真の恐ろしさは、全く別のところに潜んでいたのだ。反省と共に、自分の浅はかさを恥じている。

2009/05/27 02:24｜漫画ダイナマイト｜TB：0｜CM：2｜▲

反省していると共に、自分の浅はかさを恥じている。

先日の「漫画ダイナマイト｣に「ついて、
「雑誌としてのエロバカ度はローレンスに遠く及ばない」
とかってに判断していたのだけれども、この雑誌の真の恐ろしさは、全く別のところに潜んでいたのだ。

巻末の読者投稿コーナー、

「ダイナマイトタイムズ」!!
作品に対するご意見、ご希望、イラストを投稿し、AVを当てよう！

と、ようするに「読者が自分の似顔絵イラストと、前号で好きな作品･嫌いな作品に一言コメント」のコーナーなのだけれども、

投稿者の自画像が酷すぎる。

順に紹介。

良かった作品　「奥様は痴漢がお好き」→ストーリーがいい。ミニスカートで触ってくださいという女性がいます。ストーリーのような体験を毎日しています。（私は、痴漢はしていません）
悪かった作品　｢交錯な関係｣→ありふれたストーリーで面白みがない。何か物足りなさを感じます
静岡県･佐々木司郎 56歳

良かった作品　｢親父の愛｣→絵柄がとても良く、内容にはあまり満足していないが、女性が美女でよかったと思います。
悪かった作品　｢奥様は痴漢がお好き｣→絵柄は申し分なく良いのですが、内容がいつもの富田先生の過激さがなく、とても残念です。
長崎県･デンジャラスS 43歳

やはりメイン読者層はこの年代なのな。56歳とか、多分俺の親と同じくらい。ひょんなところで親父越え、成る。
んで、絵が酷い。

続いて、

良かった作品　｢奥様は痴漢がお好き｣→見知らずの女性に痴漢をするのは、男の願望は分かりますが、イザ自分が捕まったら会社や家族の事を考えると出来ませんね。こんな協力的な奥さんが多ければ犯罪は減りますね。
悪かった作品　｢親父の愛｣→Hで面白かったけど、現実に有り得そうでないですね。そこが少々不満でした。
新潟県･松井弘行 53歳

現実主義か。お前はエロ本に向いていないタイプだ。
すぐにパンチとグラサンを外し、イメクラに行って来るよう。

あと作品の好き嫌い、分かれ過ぎ。

まだまだ止めない。

良かった作品　｢浮気のニオイ｣→最近の夫婦はセックスレスが多いので、有り得そうな話でよかった。
悪かった作品　｢親父の愛｣→話の内容が分かりにくいし、おじいちゃんがあんなに性欲が強いとはあり得ない。
大阪府･赤ヒゲ 45歳

現実主義か。お前はエロ本に向いていないタイプだ。
あり得るだのあり得ないだのと･･･自画像をそんなアングルで描く奴始めてみたわ。
アゴに謝れ!!

良かった作品　｢焦がれる情戯｣→SEX描写がリアルで見ていてエロい。さらに色々な体位でのSEXシーンと、リアル感のあるオナニーシーンまで見られて大満足。ロリフェイスなのに、ナイスボディ最高。
悪かった作品　｢覗かれた股間｣→股間の描き方がイマイチリアル感がなく、ヘアーの処理もきれいでないため、エロさを感じない。
愛知県･ブルセラ 42歳

ロリフェイスなのに、ナイスボディなリアル感のあるオナニーシーンが見られて良かったな。
アンタ、なかなか絵上手いな。どう見てもブルセラ好きに見えるぞ。
ただ、ロリが趣味なら漫画ダイナマイトは買うな。

あと何人かいるけど、今回はココまで。
もう正直ココまでの雑誌になると、｢どんな作品が載っているか｣より｢どんな人が何を考えて描いて、どんな人が何を考えて読んでいるのか｣しか気にならないのだけれど、案の定これか。

まだまだ修行が足りなかった。この人達みたいな大人になりたいと思った。
大阪府･げきがうるふ 29歳

冨田茂という才能。「漫画ダイナマイト｣でガァ～ッボオボオッガポポーッジュパパーッパァパッヒクッブルルル～ッきゅ～り!!

2009/05/25 01:23｜漫画ダイナマイト｜TB：0｜CM：4｜▲

「私の人生には2つだけ失敗があった。一つはダイナマイトを戦争に使用されたこと、もう一つはダイナマイトを雑誌名に使用されたことだ。」
アルフレッド･ノーベル（1833 - 1896）

そりゃもう、ローレンスだけでは止まらない。

漫画ダイナマイト7月号!!
とりあえず購入。
お、表紙をよく見ると･･･

頼んでないのに「野菜フェア」開催中!!こりゃあ期待に胸が膨らむぜ。
どうせ、「野菜を突っ込む」とかそういうしょうもないヤツなんだろうな～
と思ったら甘い!!「呪われた家庭菜園」は、産んだ子を殺して埋めた家庭菜園から人面野菜が生えてきて夫婦が狂った、というただのホラー。
一応、数ページ「妊婦プレイ」の描写が挟まれるけれどもそんなことは問題ではない。
一番の問題は、ホラー漫画としても全然イマイチなところ。

あ～あ、肩透かし。
他の作品も、ローレンスのような「アオリ文駄洒落ネタ」もなく、内容も･･･う～ん。

まあしゃあないか。残りの「ベジタリアンセックス」にだけ目を通して捨てるか･･･どうせ「野菜を突っ込む」とかしょうもないヤツなんだろうな～

夏野菜をふんだんに突っ込んでいます。

というか!!作者･冨田茂!!
何!?聞いた事ないやと!?　コイツの事や!!
主人公･石田えりこ（32）はダイエットに夢中。
夫が肉大好きな人なので、一緒に食べていたら太ってしまうのだ。
当然、空腹感は自慰って誤魔化します。

とりあえずの挿入感が欲しいとの事で、ページを無駄に浪費してキュウリにコンドームを装着。
うん、この描写いらん。

そしてえりこは、コレを長時間するとカロリーも消費してくれて一石二鳥だという事に気付きました。（あえて何も言わん）

思い込んだらもう止められない。エライこっちゃ。
「この空腹感、早くわすれなきゃ！　ああ～、でもお腹が空いてつらいわ～!!やっぱりなにかお腹に入れないと我慢できないわ!!」

ガリ～ッ　「だめよ～っ!!食べたらオナニーが出来なくなるわ！」
完全に気がくるっとる。自業自得というか･･･

「短いから奥まで届かないわどうしよう～っ！」
まるで気付いてねえじゃねえか!!ホンマ、きがくるっとる!!

こんな事を繰り返しながら夜になって旦那が帰宅。
あなた～っ！　助けて～っ！

セロリがいい仕事をしています。

さあ、ココからが冨田茂の本領発揮!!　このエロバカ、尋常ならざれられらり!!

そのまま旦那に向かって「お腹が空いてどうにもならないの」

セロリ突っ込みながら言ってもなんの説得力もないのは良いとして、「ガァ～ッ」ってなんの音だ!?　いつの間にか咥えていたキュウリもポイント高いし。
↑あ、この「いつの間にかキュウリ」ってのがこないだ言った「エロバカキングクリムゾン」ね。

当然このコマも今年のコレ候補（というか今年はエロバカばっかりになりそうだけれど）。

もうたまらんっちゅうに!!

「きゅ～り　きゅ～りをちょうだい」
「じゃあ･･･コイツはどうだ！きゅ～りと似ているだろ」

胡瓜でもキュウリでもなく、「きゅ～り」。
どうでもいい場面での適当さが何周まわっってこんな禍々しいものになることか。超々高レベルでの「緩」を備えた夫婦関係。
んで、きゅ～り、もう入ってるし!!

その後、「きゅ～りに似ているだろ」って言われたのに、「そうね･･･男根って名前、野菜みたいだし」と絶妙のスルーをみせながらの～～～～ッ

ボオボオッ!!
ッッ!!なあ、ボオボオッって何なん？
俺、あんまり性行為中にこんな音が出る場面に出くわした事がないけど、みんなはどうなのか!?ご意見を待ちたい。
「ガポポーッ」も相当酷いけどな。

そしてラストは当然「冨田クオリティ」!!

ジュパパーッ　パァパッ!!（意味不明）　「一度交尾して、そのまま死ぬタイプの動物｣のアレだ～ッ!!

ヒクッ　ブルルル～ッ　OH!!　Blissout!!　yeah!!
さすが、たまらない。
雑誌としてのエロバカ度はローレンスに遠く及ばないが（今回このことが分かっただけでも収穫）、冨田茂が描いてる時だけはチェックするようにしようかと。

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