なめくじ長屋奇考録｢本当にあった現代の怪奇｣。どうしてこんな中途半端に中途半端な情報を中途半端な労力を使って誌面に載せてくるのだろう。

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｢本当にあった現代の怪奇｣。どうしてこんな中途半端に中途半端な情報を中途半端な労力を使って誌面に載せてくるのだろう。

2009/06/27 23:52｜漫画ダイナマイト｜TB：0｜CM：2｜▲

さて、今月のダイナマイトタイムズで酷評された｢現代の怪奇｣とはいったいどの位ひどいのか･･･まあ｢エロ雑誌にホラーはいらない｣と、どストレートな罵詈を喰らってグウの根も出ていないところからも分かるとは思うのだけれども皆さんご確認ください。

｢本当にあった現代の怪奇｣!!　12話　望みの代償!!

主婦･妖子(名前･OUT)は主人と舅との3人暮らしだったのだが、毎日風呂を覗いたりする舅に頭を抱える日々。

すばらしい。完全に内宇宙と一体化してのパンツ吸引そして｢覗き｣というか堂々と風呂場のドアを開け放つアグレッション。
どちらかというと｢風呂を覗いている｣というより｢風呂を覗いているのを覗かれている｣という自覚。
よほどの大義がない限り、こんな顔でパンツは嗅げない。

主人もなかなか味方してくれないので舅の暴走はエスカレート。
堂々と夜の生活を覗き見してくるだけでなく

こんなのは日常茶飯事で、

うなぎ関係ねえし。
まあ、こんな気の狂ったリアクションを返してる時点でこの人妻にも同情の余地はないけれど。

もう、あんなスケベジジイいなくなればいいのに･･･
人妻の願いが天に届いたのかどうかは知らんけど、

狐さま、登場!!　そしてすね毛。
どうしてこんな中途半端に、中途半端な情報を、中途半端な労力を使って誌面に載せてくるのだろう。
ムダだ。世界中のムダ毛というムダ毛は、このスネ毛に土下座すべきだ。

狐さまは言う。
｢必ず自分にも災いが降りかかるが、それでもよければ望みをかなえてやろう｣と。

最初は相手にしなかった人妻もついにはムキになり、

やっちゃいなよ!!

よろしい･･･ではムニャムニャ･･･

ケーン!!

うわあこわいびっくりしたやめてくださいよもう!!

そしてどうなる!?

まさかのケーン言い逃げ。

家に帰るとジジイはいない。やったあ!!
介護の手間がいらなくなったのでパートを始めた。社長と良い関係。やったあ!!

が、浮気がばれて離婚!!
しょうがなく始めた介護パートで複数の老人に襲われて｢冗談じゃないわ～｣で終了。

だから言ったじゃろ、必ず後悔すると!!ワッハハハ!!
1979年、石川県で起こった話です。狐に化かされたり、正体不明の人物と何らかの約束をしたり望みをかなえてもらったり、御伽噺のような経験をしている人が実は結構多いのです。世界で成功している人の中には、とても幻だとか偶然だとかでかたずけられない体験談を持っている人がいます。ですから反対に、出会ったために堕ちていくということも充分考えられるのです。

長々とありがたいのだけれど、何が言いたいのか。
まず、ジジイは本当にいなくなった事はホラー。
浮気がばれて離婚した主人はとばっちり。
パート先の社長夫婦はもっといい迷惑。
介護老人ズにとっては良いご褒美。
｢ですから反対に｣のあとの意味がさっぱり意味が分からない。　もともと完全に蛇足な説明なのに、なんでわざわざ｢逆に｣言ってみたんだ!?

ほんまに、わかっていないようだから言ってやる。
エロ雑誌に、ホラーは合わない。

げウ #-｜2009/06/30(火) 18:10 [ 編集 ]

つっこみぼけ太郎さま
そう、個人的にもまぁまぁ楽しめたが、エロ目的じゃないからなんでしょうねえ。

早くエロ目的でダイナマイトを読めるようになり、他の常連読者さんと手を取って酷評したいものです。

つっこみぼけ太郎 #-｜2009/06/30(火) 16:58 [ 編集 ]

確かに、エロ雑誌として見ると酷評もわかりますが、エンターテイメントとしてみれば、ジジイ神隠し。出来過ぎているよな出来損なっているよなオチ。ケーン!ボンッ!…楽しませて頂ける作品ではないかと思います。個人的には。

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