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なめくじ長屋奇考録
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最近のお仕事(2024年8月現在)

2030/09/01 00:14|カテゴリなしTB:0CM:1
2024年8月時点で、継続してやってる仕事は以下です。
【コラム連載】
キャプチャ
毎月20日ごろ公開(無料)。
直近1ヶ月で発売されたマンガ単行本の中から3~4作をピックアップし紹介するコラムです。
なんとなくですが、「人気作品の深い考察!」とかではなく、1巻が出たものや短編集など「今から知ってくれ!」という作品を優先で紹介しています。
第一話に暴力や殺戮が含まれるものはほぼ取り上げたいです。


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集英社のアラフォー向けファッション誌「UOMO」(毎月25日ごろ発売)にて隔月連載。
1カ月遅れでWEB公開されます。
直近で出ている新刊から「これは実際に使ってみたいセリフ!」というコマを取り上げて、紹介コラムを書いています。
紹介するセリフはほぼ殺戮シーンに出てくるものなので、実社会で使える可能性は全くありません。
来世で使ってください。



【企画協力】
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毎月5日ごろ公開。
カレー沢薫先生が、マンガやアニメ界に出てくる「かっこいい男」について考察するエッセイマンガに、取り扱いキャラ選定協力として関わっています。


【原画展】
大阪・心斎橋にマンガの原画展をやるギャラリー「ベアトラップギャラリー」を作りました。
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9/21にオープンします。詳細はホームページ(https://www.beartrap8833.com/)にて。
最初の企画は榎本俊二先生です。ご期待ください。割と水面下が順調なので目先半年は良い企画が並ぶ予定です。
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その他、トークショーやサイン会の司会、単発のコラムは随時募集中です。
復刻したい本は色々水面下で仕込み中。
よろしくお願いいたします。

近況

2022/07/17 12:02|カテゴリなしTB:0CM:4
パスワードが分からなくなって2年放置していましたが、分かりました!

noteとかを利用して、有料記事も交えた活動に変えていく方向も考えていたところでしたが、

私の文章は常に無なので、なんかあったら今後もこっちで無料でいきます。

出した本とコラムが載ってる雑誌、原画展グッズはいっぱい買ってください!


おおかみ書房 劇画狼



おおかみ書房からの「大切なお知らせ」

2020/04/29 18:00|カテゴリなしTB:0CM:5
平素はおおかみ書房をご愛顧たまわり、誠にありがとうございます。
おおかみ書房の劇画狼です。




急ではございますが、おおかみ書房は新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を鑑み
誠に勝手ながら、




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2020年5月5日、久々に『このマンガがひどい!』を開催させていただくことになりました。
※「浮気がばれた瞬間の夫婦のビンタでここまで血を噴き出さなくてもいい」の図
※おばさんが問答無用で殴られていてちょっと面白い


世の中から「不要不急」が失われていく中、その中でも最も不要で不急な企画を二年半ぶりに再開させることは、主催者として非常に悩むところではありましたが、何とぞご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

それに伴いまして、

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2018年の年始以来「買ったけど中身を見ていないエロ劇画雑誌」が山ほどございますので、本日からこれを全部読んで悪いコマをスキャンする作業に入りたいと思います。

シンプルに「苦行」ですので、監視がないとぜったいに心が折れるため本日(4/29)の21時より、『劇画狼が無言でエロ劇画を読んで悪いコマをスキャンする作業』というエンタメ性皆無の何らかの「無」をツイキャス配信します。
「おじさんが無言でエロ劇画を読んでスキャンしている」という全くの「無」配信なので、見る価値は一切ないのですが、簡単な質問であればお答えします。
詳細はツイッターにてお知らせします。



大変な日々が続く中、「コロナに負けるな」とか強いことが言える立場ではありませんが、「コロナもあるけど不要不急もある」くらいのことはしたいと思います。

ということで公開は5/5の夜予定!


おおかみ書房/劇画狼が選ぶ、2019年面白かったマンガ30個くらい。

2019/12/27 22:42|カテゴリなしTB:0CM:0
ということで、今年もおおかみ書房&劇画狼をありがとうございました。


一応年末なので、かかわっている仕事以外で「今、読者として楽しんでるマンガって何?」の紹介をしておこうかと思います。
2018年版はここ
2017年版はここ


 「知らないマンガを教えてやる」ではなく、ただ「今年個人的に楽しんだものを挙げる」なので、現時点で既に有名なものも、そうでないものもバラバラです。来年メチャクチャ流行るものもあれば、すぐ打ち切られてしまうものもあるかも知れません。が、自分にとっては「すげーマンガが始まったぞ!」ということ自体に金と時間を注ぐ価値があると思っているので、そういう評価と「面白かった」こととはあまり関係がないと思っています。
あと、ランキング記事ではありません。大体全部、日本一面白いマンガです。ここで紹介しているマンガ以外にも、たくさんの日本一面白いマンガがあります。
使ってる画像は大体最新刊。もしくは(今年出た巻の中で)一番好きなカバーアート。
この記事では紹介してないけど去年・一昨年は紹介してて、まだ連載続いているものは引き続きオススメです。
面白くなくなったから紹介しなくなった訳ではありません。


まずはいつも通りバイオレンスめいたものからだと、

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はい『東京入星管理局』最高。圧倒的3D的空間描き込みと、とにかくソリッドな女性キャラが無限に暴力をふるうマンガは「この世にあるすべての物質の中でも最上級に美しい」というのがある。

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同様の理由で『血まみれスケバンチェーンソーreflesh』もとんでもないバイオレンスドライブ感で無敵。この1巻のカバーアートが、今年出たマンガの中で一番かっこいい。


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「命の軽さの絶妙さ加減」という意味では『鬼の又鬼のアモ』もよかった。やっぱねえ、マタギはいいよ女マタギは。


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『レイリ』完全無欠の大完結。何度も言ってるけど、室井大資という作家の「一コマの表情に何種類の感情をぶち込むねん」という力が異常。何度読んでもやばい。


こちらも何度も言ってるけど、
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『はぐれアイドル地獄変』の、トーナメント格闘技を描く中での「穴」をつぶしまくった展開は本当にいい。
月刊ペースで32人トーナメントをここまでうまく「ダレさせずに進める」というのは中々ないと思う。忍者マンガのメソッド的な。
このあたり考えた結果、やはりソリッドな女性キャラが無限に暴力をふるうマンガは面白いということがわかります。



それはそれとして
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『衛府の七忍』に出てくる全キャラの全コマがかっこいい。「そこそこのコマ」が一切ない。次の巻でようやく七忍が全員揃って本編突入くらいか。じゃあ来年もいい年になるじゃないか。


2019年3大相撲マンガ、『火ノ丸相撲』と『バキ道』、
そして『えんこうさん』。
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知らない人のために再度言っておくと、「人間と河童が相撲を取るホラー」だけが収録されている短編集です。
この本が売れるとリイド社内でのおおかみ書房の評価が上がるので、皆さん買ってください。



あと『ハニワット』の3巻の表紙も実質上相撲。
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ハニワといえばもちろん、
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久正人のハニワ仮面ライダーこと『カムヤライド』も、「2号ライダーの登場のさせ方」が最高すぎるし、そろそろいつも通りの「パズルみたいなマンガ」が始まりつつあるので素晴らしいですね。


『ノー・ガンズ・ライフ』好きな人は
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『カラーレス』を読むと適正バッチリです。これ、モノクロになってしまった世界を舞台にして「色」を効果的に使っているマンガなんだけど、紙の単行本でもそのあたりがキッチリ押さえてあっていい。
このマンガが掲載されているコミックボーダーは、要するに「リイド社のHEROS」みたいな感じなんだけど、『メイヤー・オブ・ヘルランド』 とかも面白いので、来年もいい年になりそうな気がしますね。


主要キャラほとんどの目つきが最悪に悪いマンガはいいマンガ!
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ということで自動的に『オオカミライズ』もいいマンガ。令和の世に、そんな石川賢みたいな顔した奴がいていいのか!



本を持ってる手が汚れそうなマンガはいいマンガ!
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『ジンナイズ』は今連載しているマンガの中でトップクラスに紙が黒い。めちゃくちゃな構図のダイナミック見開きも多いので最高。



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『キラーエイプ』も面白い。3巻までの「戦争練習編」を経て、一気に話が物騒になってきた。



カニバリズムが描かれているマンガはいいマンガ!
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食人×村社会サスペンス『ガンニバル』が今最高に盛り上がっている。主人公の奥さんが「目の化粧だけをあんまりしない美人」なのがとてもいい! 


ラーメン屋とか床屋に置かれている漫画ゴラク作品はいいマンガ!
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令和の時代によく出てくれた『とうせんぼう』。四角いヤクザがとにかく「通さない」だけでここまで毎回面白いのは反則。
このノリのまま30巻くらい続いて、どこから読んでも同じ感じで面白いマンガになってくれたら嬉しい。



警察/ヤクザ関係のものだと、
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『潮騒の凡』も丁寧に怒りと復讐の火種が蒔かれてってるので来年面白い気がする。



↑の相撲の話のときに書き忘れてたけど、

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『男塾外伝 大豪院邪鬼』7巻で、卍丸が相撲と戦っているので必読。
来年発売される8巻では、(男塾本編の数年前を舞台にした話なのに)「独眼鉄が死ぬ」という、男塾でしか許されないエンタメ注入棒での読者殴りが発生します。本編登場キャラが過去を描いたスピンオフで死ぬって、どういうことだ。



最終的に『大ダーク』が一番面白い。
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続いてホラー系だと、

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『メイコの遊び場』。昭和の子供の遊びでそのままマクー空間に引きずり込んで精神破壊!ないいマンガ。
絵柄も湿度低めでさらっと人の精神が死んで楽しいマンガ。


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『惑星クローゼット』も、ホラーに入れていいかどうかは置いといて今年もよかった。つばな先生、短編集出てほしい。



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ホラー耐性がそれほどなさそうな人にオススメするのであれば『ブラックテラー』とかがちょうどいい入口になるのではと思う。
怖くない、という意味ではなく、「脳と腸が合体しない」とか「タクシーが見開きで大量虐殺をしない」という意味で。
絵柄はとてもかわいい。



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『見える子ちゃん』、2巻で一気にキャラが動き出して面白さがえげつなくなってきている。




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カラスヤサトシのショートホラー『いんへるの』は、人間の脳の「よくない未来を想像する部位」を異常に活性化させる。
「ホラー」の種類の多さを痛感させてくれるいい本。



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『シライサン』、原作付きの作品を勝手に暴走させた、狂ったコミカライズ。セリフ回しとコマ割りがめちゃくちゃ「ウワー! 崇山祟が自由に描いてる時のやつ!!」という気持ちですごい。



今年一の「ホラー短編集」は何? と聞かれたとしたら、
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満場一致で『ひとりかごめ』。
雨がっぱ少女群はこのまま日本トップのホラー作家になっていくと思う。
もうちょっとベタなのがよければ『トイレの花園さん』とかもオススメかもしれない。



吸血鬼系のホラーだと
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『血海のノア』はどうでしょうか。

あと、コロコロでデュエルマスターズ描いてた松本しげのぶ先生の
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『鬼太郎』が、めちゃくちゃいい鬼太郎なので読んでください。
「大人でも読める鬼太郎」ではなく「子供が面白がる鬼太郎」として、トップコロコロ漫画家のコミカライズ力がよく分かる。



あと、
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『風水ペット』はホラーマンガじゃないんだけど、今年読んだマンガで一番(諸々全部含めて)怖かったのでここで紹介します。
一体どういうことだこのマンガは。



性を取り扱ったものでは、
パウンドフォーパウンドのコミカライズ
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『夫のちんぽが入らない』は、原作を丁寧に膨らませつつ、だれがどう読んでもゴトウユキコオリジナル作品にしか見えない。これも来年クライマックスだなー。


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『愛と呪い』、こんなに「生みの苦しみ」とか「関わる人間全員の常軌を逸した誠実さ」をストレートにぶつけてくるマンガは中々ない。
なんというか、「よく描けたなこんなの」としか言えない。


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『ゼツ倫』は全キャラの全思考、全行動、全結末が一分の隙もなく狂っている。異常者の悪徳の栄えだ。
本当に読んでほしい。



『雪と松』、
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BLは全然詳しくないけどコレはずっと楽しみに読んでいた。いい終わり方だった。



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『幸福ごっこ』、終盤、なんか急に彼氏の戦闘能力が爆上がりして「え、何? 今俺何読んでるの!?」ってなるので皆さんもなってください。



6月に原画展をやらせてもらったことをきっかけに改めてミステリーボニータ作品に触れる機会があったのだけれども、
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15歳少女×浮世絵の『写楽心中』はとても良かったのでオススメです。




その他ジャンルで括れないものでは、

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『金剛寺さんは面倒臭い』が、5巻で最高の最終回を迎えたのに終わらない! という謎システムで「強くてニューゲーム」を開始し、6巻以降はもう本当に好きなことしか描かなくなるマンガになるけど、それは1~5巻までもそうだったので、来年も変わらず面白いということになります。



『メランコリア』
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最高でしたよね。
皆さんが大好きな、上巻に描かれたバラバラの短編が、下巻で全部意味を持って繋がりだすやつです。



ちなみに宝島社の「このマンガがすごい!2020」のアンケート回答では
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『有罪無害玩具』を一位にしています。



『ようこそ!アマゾネス☆ポケット編集部へ』、
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ジェントルメン中村の「もともと持っていた最高にいいところ」が、『セレベスト』での飛び道具的成長を得て完全に完成した作品。というかこの人はデビュー時から完成していたのだと思う。精神性の変わらなさがすごい。このノリで育児漫画とか描いたら絶対面白いやつ。



『三日月のドラゴン』が面白すぎる。
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長尾先生、どうなってるんですか。
我々大人が決して戻ることができないあの頃に、「踏み出したかった一歩」と「かけてほしかった言葉」が全部ある。





ということで、
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最終的にやはり『キン肉マン』が一番面白いし、「面白かったマンガ30個くらい」と言っていたのに50個くらいあります。




あと、大人として『キン肉マン』を楽しんでいる人は、
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『本田鹿の子の本棚 続刊未定篇』に収録されている「マッスルインフェルノ殺人事件」の回を絶対読んでください。
『キン肉マン』の今年一番面白かった回が、こっちに載っています。




ということで、マンガを褒めるのは楽しいですね。
まだまだ褒め足りないので、来年1/24発売のテレビブロスでの連載コラム『蛮種発見! 劇画狼推薦図書館』で、

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『さちおくん』のいいところをメチャクチャ挙げるコラムを書こうと思います。
ご興味あれば読んでください。


直近のお仕事情報としては、↑のテレビブロスコラムの連載と、
『全身編集者』を再販したので未読の方は是非お願いします。
あとは大阪で運営している画廊モモモグラにて、
1/12まで氏賀Y太・堀骨砕三・サガノヘルマー合同異形少女展
1/18~2/8 長谷川裕一原画展
2/15~3/8 米原秀幸原画展
があります。


それではまた。




白取千夏雄『全身編集者』、半年ぶりに増刷のお知らせ

2019/12/24 21:11|カテゴリなしTB:0CM:0
大変お待たせいたしました。


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白取千夏雄『全身編集者』、半年ほど品切れにしていましたが、多くの方の再販要望に応え、また500部増刷しました。
通販はこちら

※相変わらず、一般書店には流通していませんので、基本的にはこの通販サイトか、委託先(タコシェ様・まんだらけ様・模索舎様・画廊モモモグラ)での販売となります。

貴重な写真や編集後記はこちらの記事でどうぞ





おかげさまで、商業流通に載っていないのに沢山の方にご紹介いただきました。
発売直後は白取さんの意見を超えて自分が出しゃばったことをいうのも問題あるなと思い、多くは語らないスタンスでいましたが、この本およびこの本で取り扱った問題については、今後は「場」を作ってもらえるなら少しづつ「本には書いてないけど、白取さんはこう言っていた」とか、そういう部分も語っていけたらなと思います。

まだまだ読まれるべき本だと思います。
何度も言ってますが、インディーズ出版なので、本屋に並んで自然に知られて自然に売れていく本ではありません。
一冊買ってくれた方にもう一冊買ってくれとは言わないので、まだ知らない方に届くよう、SNSでのご紹介だけでもしてもらえると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。


これで合計2500部。多分これ以上は伸びないだろうなーと思っていますが、やれるところまで頑張ります。
文庫化を検討してくれる大手の編集さんとかいらっしゃったらご連絡ください。



あと余談だけど、増刷するたびに(自分お遊び心の範疇で)遊び紙の色を変えています。
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初版→紫 
初版緊急増刷分→ピンク
第二版→薄茶色(ここから誤字がほぼ修正されている)
で、今回の増刷分がうぐいす色です。

初版の遊び紙が「紫」なのが、我ながら洒落てるなーと思っています。

ということでよろしくお願いします!

【完売御礼】白取千夏雄『全身編集者』見つかった誤字も修正して再増刷&編集後記その①

2019/06/16 23:12|カテゴリなしTB:0CM:0
ありがとうございます。
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白取千夏雄『全身編集者』、初版増刷分も完売しました。
増刷のお知らせ記事&詳細はこちら



この1500部でようやく「元々知って待ってくれていた人に行き渡った」という感覚なので、もちろんさらに増刷をかけます。
倉庫=俺の部屋なので、今回もまた「たった500部」。
「有名エロ漫画家の同人」とかじゃない、1500円の「文字の本」が2000部売れてくたら、もう個人のゲリラ的出版活動としては自分に合格点あげてもいいかなーと思うので、引き続きコレが完売するように、皆さん応援お願いします。
初版分には4か所くらい誤字があって、発売後に読者の皆さんに教えていただいたので、今回それもキッチリ直ってます。



で、ここから↓重要
で、応援って何すればいいの?ってことなんですけど、何度も言ってる様におおかみ書房はインディーズ出版。ようするに「ちょっと調子こいてる同人誌」なので、全国の本屋さんにズラッと並んで自然に噂が広まって認知されていく本じゃありません。
これから「元々知らなかった層に届く」ためには、読んでもらった皆さんの口コミが生命線です。
ブログやnoteなどなどやっておられる方は是非感想を書いてほしいですし、SNSで感想や拡散など、通販サイトのURL
(https://vvolfbooks.booth.pm/items/1316273)をつけてお願いできればと思います。


あと、俺の最終章と山中潤さんのあとがきでの内容や「本としての仕掛け」を、もう明日以降は「ネタバレ有り」で何でも言ってくれて構いません。
ラスト付近は視点変換のトリックとかミステリー仕立てというか、要するに「白取さんが執筆途中で亡くなったことを不謹慎ギリギリまでエンタメ化」して本を仕上げたので、皆さんネタバレに配慮して発言してくれているのは非常にうれしいですが、ここから先は映画のバカ宣伝みたいな「ラスト4ページのどんでん返し!」とか、「主人公が最終話直前で死ぬ! 仮面ライダー龍騎みたい!」とか、「中盤からラストにかけての鬱展開を最終話できっちり希望あるラストにまとめてる! ウルトラマンネクサスみたい!」とか、好きに言ってください。

ガロについての貴重な資料であると自負はしていますが、敷居の高さはゼロにしているつもりなので。



ということで、以下は「もう読んでくれた皆さん」へのオマケとして、本文には収録しなかった画像をいくつか。
写真もこんな感じで色々あったんですが、肖像権の権利の問題とかがよく分からなかったのと、古屋先生に描いていただいた12章の挿絵だけで充分だと思ったので全て載せませんでした。



まずは、模写の天才・白取少年の原稿。うまい。
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続いて写真。山中さんメチャクチャ男前。蛭子さん。たま。
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という感じですね。
引き続きよろしくお願いします。
通販はここ! 










画廊モモモグラ 「異端かつ最先端の少女まんが誌 ~ミステリーボニータ原画展~」サイン会情報など

2019/06/03 21:40|カテゴリなしTB:0CM:0
お待たせしました。


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画廊モモモグラ 「異端かつ最先端の少女まんが誌 ~ミステリーボニータ原画展~」の情報です。


会期 2019年6月8日~6月23日(木曜定休)
住所 〒556-0005  大阪府大阪市浪速区日本橋5丁目7-10 山田ビル405
    ★地下鉄堺筋線「恵美須町駅」1-A、1-B出口から徒歩2分
入場 無料



サイン会日程
《各回限定100名》

サイン会用イラスト色紙
店舗にて当日販売するイラスト入り色紙(2000円)をご購入の方にサインさせていただきます。
色紙をお購入の上、他のもの(ご持参の単行本など)にサインを希望するのはOKです。

6/9(日)  梅田阿比先生サイン会
13:00~ 整理券配布・順次お呼び出し
定員に到達、または受付締切時間17:00にて終了

6/22(土) 永久保貴一先生サイン会
13:00~ 整理券配布/14:00~サイン会開始
定員に到達、または受付締切時間16:30にて終了

6/23(日) 吟鳥子先生サイン会
13:00~ 整理券配布・順次お呼び出し
定員に到達、または受付締切時間17:00にて終了

※サイン会の日程は店内混雑が予想されます。あらかじめご了承ください。
※混雑状況などに応じて、早い段階で受付を締め切る場合がございます。






以下、ツイッターなどでつぶやいている分もありますが、再度まとめます。
モモモグラ/おおかみ書房の活動がエロ&ホラーが多めなので、ボニータ読者さんは今回初めてモモモグラに来る方も多いと思うので注意点なども含め書いておきます。


・めちゃくちゃ狭いです。商業施設ではなく、普通の雑居ビルの一室で、学校の教室の3分の1くらい。同時に入店できるのは20人くらいで限界で、30人入ると圧死者が出るレベルなので、譲り合ってお願いします。

・狭いので、展示できる原画は最大でも50枚程度。なので、今回は5作家(6作品)をそれぞれ10枚前後になります。「あのキャラがいない」「あのシーンがない」等、色々とご意見ご感想が出るとは思いますが、ご容赦ください。
(なるべく多くの絵を見てもらいたいので、会期の前半と後半で絵を何割か入れ替えます。6/15の閉店後に展示替え予定)

・↑で言ったように、普通の雑居ビルの一室なので、トイレがイマイチ(従業員用の簡素なものしかない)です。なるべくお手洗いは済ませてからお越しいただいた方がいいかも。

・「なんで東京じゃなくて大阪開催なの!」という声が多く出ていると思いますが、今回の原画展は版元主導の全国巡回展ではなく、おおかみ書房の中の人が「大阪の自分の店でボニータ展やらせてくださーい!」と編集部に許可をいただいて開催する企画なので、基本的には大阪単発です。ご了承ください。


良くも悪くも「個人運営の規模」ですが、「自分が好きなマンガを、自分よりもっと好きな人たちにもっと楽しんでもらいたい。本物に触れて驚いてもらいたい」と思って創めた店です。
なるべく楽しい思い出を持って帰ってもらえるようにスタッフ一同頑張りますので、何卒よろしくお願いいたします。

・最後にお願い
 「新しいものに、気軽に触れてもらいたい」と思い、入場無料で運営しています。原画を見て「よかったよ!」と思ってくれた方は、是非グッズを買っていってください。「〇〇円以上買って!」とは言いづらいですが、この売上で次にまた面白い企画を決めたり、なかなか関西に来る機会のない作家さんを呼ぶ交通費にしたりなど、必ず皆さんに還元できるようにします。


明日はグッズ情報全部出します。もう一日だけお待ちを!

画廊モモモグラ 一周忌追悼 佐藤タカヒロ原画展開催のお知らせ

2019/05/29 19:51|カテゴリなしTB:0CM:0
おおかみ書房直営画廊モモモグラ

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一周忌追悼 佐藤タカヒロ原画展、開催します。



2018年7月3日に、作者・佐藤タカヒロ先生急逝により惜しまれつつも未完のまま最終回を迎えた『鮫島、最後の十五日』。
『バチバチ』、『バチバチBURST』、『鮫島、最後の十五日』と、約9年間にわたり先生が熱筆し、描き上げた熱き原稿の迫力を体感し、改めて佐藤先生に「ありがとう」を伝える場を作りたいと秋田書店さんにお願いし、開催させていただくことになりました。




[前期日程] 「粉骨砕身」 2019年6月29日~7月21日
前期は「主人公・鮫島鯉太郎と複数回激闘を繰り広げることとなる、ライバルたちとの出会いと最終決着」を中心に展示。

[後期日程] 「不撓不屈」 2019年8月3日~8月25日
後期は大幅に展示替えを行い、「師弟愛・家族愛・魂の居場所」を中心に展示する予定です。




会場ではいつも通り、原画展オリジナルグッズや複製原画を作製・販売する予定です。
その売り上げの一部をご遺族にお渡しし、文字通り命を削って素晴らしい作品を届けてくれた佐藤先生に、我々読者なりの恩返しができれば、と思っています。



今後の続報は、このブログか画廊ホームページ
もしくは おおかみ書房ツイッターを中心に流していきます。
よろしくお願いいたします。


おおかみ書房第10弾 西野マルタ相撲綺談集『えんこうさん』、6/21発売決定!!

2019/05/15 21:25|カテゴリなしTB:0CM:0
ということで!
白取千夏雄『全身編集者』の発売を目前に控える中、更に新刊の予告です。





『五大湖フルバースト』の鬼才・西野マルタが描く、超絶筆致の人間VS河童、異種"角"闘大戦、
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『えんこうさん』、令和元年6月21日、おおかみ書房×リイドカフェコラボレーションで発売決定!!


収録作、
川遊びをする男女に降りかかる厄災、
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表題作「えんこうさん」!!






髪が薄くなって大銀杏を結えなくなった大関が、どんな病気でも治る河童の軟膏を求めて関ヶ原地下河童闘技場に河童のコスプレをして出場するという理解不能の奇談、43ge.jpg
『小銀杏譚』!!
(エクストリームマンガ学園で無料公開中 前編 / 後編)





いじめられっ子の少年・一平が蔵で出会った、自分と瓜二つの怪異生物の目的とは…trsnrtnrft.jpg
『怪奇腕白相撲伝』!!



河童の相撲だけで本が一冊できるの、冷静に考えて頭がおかしいし、それを出すのがおおかみ書房だ!
何処の書店で買ってもいいけど、amazonはもう取り扱い始まってるみたい。

今回はリイド社さんと提携しての商業出版七なので、全国の書店で取り扱われます。が、部数少ないので「絶対に手に入れたい」トいう方はご予約を。

リイド社でのコラボ出版は毎回「残機ゼロの勝負」なので、失敗したらもう次は出ません。ちょっとだけでも成功したら、次に出す本はもう決まっています。

西野マルタ作品を読んだことがない方でも問題ありません。俺が「自分で出してでも読んでほしいと思っている」作家の本です。
よろしくお願いします。

白取千夏雄『全身編集者』、初版1000部が予約で完売、増刷決定のお知らせ&オマケ

2019/05/12 21:03|カテゴリなしTB:0CM:0
ありがとうございます。
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白取千夏雄『全身編集者』、初版1000部が予約だけで完売する(5/12の20時時点で残15です)ので、発売前に増刷決定しました。
クレジット決済・コンビニ払いはこちら (オススメ)
銀行振込・代引きはこちら (注文から発送まで10日くらいかかるのでオススメしません)


とりあえず500部増刷します。印刷上がりが今月末で、発送センターでの検品などもあるので、明日以降にご注文の方へのお届けは6/8くらいかな、という感じになります。
初版分の委託販売先の書店は↓↓です。5/25くらいから店頭に並ぶ予定です。

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予約開始時の記事にも書きましたが、一般流通しない書籍なので、読まれた方・気になった方はSNSなどでの宣伝や乾燥お願いできるとうれしいです。
「ガロ」当時のことは深く話せませんが、取材やインタビューなども受け付けてはいますのでご連絡いただければと思います。
よろしくお願いします




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