なめくじ長屋奇考録雑記

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今年中にやるつもりだった事をおさらい。「おんな警察」は全2巻やから軽くできると思ってたんやけどなあ。

2008/09/04 00:29｜雑記｜TB：0｜CM：0｜▲

もう、今年中にこのブログでやるといっていた事が何もできないまま、今年も残すところ3ヶ月です。

ということで何をやらなければいけないかをもう一度おさらいする。

1、「シグルイ感想」は、RED発売後なるべくすぐに書く。

2、「任侠沈没」絡みの新企画。「残波」が連載終了するまでは保留か!?

3、TF関係のレビュー。他ブログであまり紹介していない半端なのを中心に。

4、年末には「なめくじ長屋版　このマンガ～」の発表。

5、続いて「このマンガのほうがすごいんじゃないの!?」も余裕があれば。

6、水島先生、田上のチンコさん、ホラーMがどこに向かうのか!?

7、「武田みけん星」全話紹介。

8、「おんな警察」全話紹介。

9、親父越え。

うん、時間がないなあ。「おんな警察」は全2巻やから軽くできると思ってたんやけどなあ。

ヒロ氏のコレも、今年もぜひやってほしいなあ、
と。

｢若頭･残波　1巻｣、｢宗像教授異考録　8巻｣発売!! ｢任侠沈没で～｣って、勝手に使われてるけど、こういうのって大丈夫なんやろか。

2008/08/29 00:44｜雑記｜TB：0｜CM：0｜▲

さて、すっかり発売日を忘れていたけど、

｢若頭･残波　1巻｣、｢宗像教授異考録　8巻｣発売!!

宗像教授に関してはどの巻のどこから読んでも全く問題ないけど、この巻は意外と考察がトびすぎてない(そんなこともないか)のでサラッと読みやすい。
しかし宗像教授は凄まじくカッコイイ。チョイ悪とか何とか、何言ってんだ!?
宗像教授を見ろ。頑固で、偏屈で、良識があって、怒りっぽくて、底なしに優しい。

というか、ウチのブログタイトルはこの作品の丸パクリな訳だが、一応ひと文字変えてるからOKですよね。

残波に関しては、アレ。
連載開始時にレビューして以来、華麗にスルーしていたけど、まあ無事に1巻発売。
表紙のピンクの猫、怖いな。

で、ちょっと気になったのが帯のアオリ。

｢任侠沈没｣で新境地を切り開いた山口正人が放つ、極道者のドタバタ転職ストーリー！

いや、｢ドタバタ○○ストーリー｣って久しぶりに聞いたなあ、とかそういうのはどうでもよくて、｢任侠沈没で～｣って、勝手に使われてるけど、こういうのって大丈夫なんやろか。出版社ちがうのに。
いいんですか？日本文芸社さん。

まあ、このブログ通読してる人は知ってると思うけど、俺は｢漫画サンデー｣という雑誌自体は嫌いじゃないし、残波は｢いい意味で空気漫画｣としては読者に受け入れられているとは思うけど。
ず～っとこのまま続いていくんかなあ、という軽い不安感。

まあええか。

いまさら何を…と言われるかもしれないけれど、赤塚不二夫が亡くなったのは日本漫画界の損失だったと思う。で、今週のコレ。

2008/08/25 02:31｜雑記｜TB：0｜CM：2｜▲

いまさら何を…と言われるかもしれないけれど、赤塚不二夫が亡くなったのは日本漫画界の損失だったと思う。
あの人の代わりなんて、とてもじゃないけど誰もできない。って。

アイツが言ってくれた。嬉しかった。

本日発売の｢ビッグコミックスピリッツ39号｣

巻末もくじでの作者ひとことで、いつもは｢がんばります｣とかしか書いてない｢ギャラクシー銀座｣、長尾謙一郎が!!

｢赤塚先生、あとは俺に任せてくれ｣

いや、あなたが言ってくれてよかった。赤塚先生も｢これでいいのだ｣って言ってくれるだろうか。
言ってくれない気もする。

｢傀儡師リン｣6巻発売!!もう、結構すごい割合で｢何言ってんのか分かんねえ｣。

2008/08/17 01:06｜雑記｜TB：0｜CM：0｜▲

とりあえず、いままで大っぴらに押しては来なかったけど、最新刊が出たので一応。

大御所･和田慎二先生のマンガが読めるのは｢月刊ミステリーボニータ｣だけ!!　｢傀儡師リン｣6巻発売!!

ってことで、くわしいストーリー紹介は省略。だってさっぱり設定が分からんもん。
とりあえずなんか、｢10体の人形をめぐって女子高生とバイオリニストが争奪戦｣なのはわかる。が、
伏線をバラまくものの｢基本の設定がファジーすぎる｣ために、なにをいわれても｢え？そんなんあったっけ？ああ、そうなんか｣で終わってしまうという素晴らしさ。(秋田書店らしさというか)
こち亀並みの｢作中での過剰な女尊男卑｣にも注目だ。
いや、けなしてるんじゃなくて。なんちゅうか、スゴイ安定感、としかいいようがないか。さすが大御所。

かつてここまで｢坊主のように穏やかな心で読めるバトルシーン｣があっただろうか。
一度読むと、なぜか続きが｢ちょっとだけ｣気になってしまう。素晴らしいマンガ。
オリンピックばかり見てたらバカになりますよ。

｢シグルイ感想｣、細かいところを修正してから公開しようとおもっていたけど当然の如く面倒くさくなったのでそのまま公開。

2008/08/12 23:10｜雑記｜TB：0｜CM：1｜▲

とりあえずサイト本館の方で毎月更新している｢シグルイ感想｣、今月分を下書きして、細かいところを修正してからこうかいしようとおもっていたけど当然の如く面倒くさくなったのでそのまま公開。そして一応こっちにも貼り付け。

チャンピオンRED９月号より、｢シグルイ｣感想　
第六十景男女(つがい)

ケケ…こんちわ。
もう毎回毎回｢来月は急に別試合に飛ばんだろうなぁ｣とヒヤヒヤするシグルイですが、何とか舞台は変わらず。

伊良子といくはかつて(第36景)虎眼流の同胞と訪れた海岸にいた。

この時点で伊良子は｢虎眼流が300石を没収されて納屋に住んでいる事｣は知っているけど、御前試合の事は聞かされていないらしい。

情報は知っている者だけが知っていればいい。
伊良子なんかは特に、｢褒めてるうちはいい気分で大人しくしてるタイプ｣やから、余計にそうだろう。忠長も｢珍しい玩具｣気分で厚遇を授けてるけど結局は｢所詮当道者｣扱いしてるだろうし。

後方に控える護衛の剣士2名が女なのは何故だ？
ちょっといろいろ調べてみたけど微妙。

｢それにしても不運は三重どのよ｣

｢いくさえいなければ己を婿に迎え入れ三百石を手離すこともなかったろう｣

場所が場所だからか、伊良子は虎眼流･三重の事を口にする。

伊良子的には｢いく、お前もワルよのう｣的な皮肉だったかも知れないが、非常に残念な事に、いくにはこの皮肉が通じていない可能性がある。っていうか表情と身振り。

数年前、この浜で藤木の一言が誤解を呼び、全てが始まった様に、この伊良子の何気ない一言が後々結末さえ左右する展開を呼ぶかも知れない。

1963年に｢対決｣として実写化されたものでは、いくだけが原作と大きく違った結末を迎える。
そういう意味ではシグルイ｢いく｣はどうする？勝手に最終回までのお楽しみを作ってみた。

一方その頃源之助は…

すいません先月はやり過ぎました。
普通の水でも幻肢痛の治療は出来るんです。と。

三重によると｢明日はいよいよ駿府での調印の日｣との事。
三重は四方膳を準備する為に買い物へ向かい、藤木はかじきを担いで近隣の村を練り歩く。

威嚇ではない。左腕の喪失した新たな重心を肉体に覚えさせているのだ。

威嚇ではないって言われても、村人は｢納屋に住んでる虎眼流の奴がついに乱心した｣としか思えない。

三重は素性を知る者達に完全に村八分にあい、法外な品代を要求された。
やむなく掛川宿まで足を延ばすが、ここでは三重は顔が売れすぎている。
当然過去に伊達にされた者たちも多くいるわけで、無事に帰ってこれるかどうかの保証もない。
やっぱり藤木がかじきを担いで買い物に行くべきだったんだ。

藤木はなんども｢かゆ｣を温め直し三重の帰りを待っていた。藤木源之助といえば｢かゆ｣。
この場面は｢かゆ＝種｣ととっていいのか？それなりに、無理矢理意味深にとってみようかと思うけど止めた。

調印当日、三重は用意した四方膳に打鮑はなかった。
けどまぁ打鮑から栗、昆布と順番を守って食べないと意味がないので藤木は必死でエアーをかます。舌を使ってモグモグにリアリティを出してさえいる。

こうして、虎は復活しつつあった(ものすごく適当)。
復活したかどうかは分からんけど、あの藤木が作中初めて｢空気をよんだ行動｣をとった。確かに一般人として社会復帰はしていけそうだ。

虎が復活しつつある頃、伊良子は負傷した足で刀身を締め付ける｢完全型逆流れ｣を完成しつつあった。
｢対虎眼流に特化した星流れ｣というか、結局は虎眼流の術理から抜け出せていない所が伊良子らしいけど、現時点では二人の差は埋まるどころかますます開いている。

このまま行けば次回は第一景に直結するはずなんだけれども、結局背筋を異形と化すまで鍛え込む所と、0景の畳斬りは直接的に描写されなかった。

ていうか、藤木を推薦した三枝伊豆守との絡みもあるかと思ったけど、まぁその辺はほっといてくれ、と。
次回でようやく物語が一周してきそうだ。
まぁ調印から試合まではまだ5ヶ月もあるし、間に挟むエピソードはいくらでもあるんだろうけど。

基本的にはまた他の試合の過去話が始まっても、もうどうだっていいよ。

さよなら。

8/13～は盆休みに入るので更新停滞、あとでまとめ更新になります。
そんなモンいっつもの事やないかい、という意見は聞くだけ聞いておきます。

｢ギャラクシー銀座｣、早くも第2巻発売!!しかし事あるごとに思うのは｢担当編集者が長尾氏を好きすぎる｣んだなあという事。

2008/08/03 01:04｜雑記｜TB：0｜CM：4｜▲

あの衝撃から4ヶ月…
｢ギャラクシー銀座｣、早くも第2巻発売!!と、ついでにウシジマくん。

なんかＤＪＯＺＭＡが｢長尾先生は俺の発想の源｣って言ってる気がするけど、気にしない。

しかし事あるごとに思うのは｢担当編集者が長尾氏を好きすぎる｣んだなあという事。
もう、すごい勢いで神格化してしまってる。毎回の連載の煽り文然り、単行本の帯然り。

帯には
先取りヤングの必読書!!!
孤高のロックンローラー竹之進、ついにＧＯ－ＯＵＴ!!
男は女で回ってる…それは宇宙の法則か!?
ギャグの鬼才・長尾謙一郎(ex.｢おしゃれ手帖｣)の最新作、待望の２巻。
現世を宇宙から覗いたかのような、新感覚のストーリー･ギャグに各界から賛辞！
読んでるヤツは読んでいる、長尾謙一郎の切り拓くネクストレベルの笑い…
まるで見たこともない新銀河が、そこにある!!

…と、｢どんだけ好きなんやコイツ｣という。
説明不要なはずやのに、これでもかと｢おしゃれ手帖｣まで出してくるという。
全部に｢手前味噌ですが｣をつけてようやく釣り合いが取れる。

まあ、書いてることは全部ホンマなんやけど。

しかし、1巻が3/30発売やったのに、もう発売か。意外にペースが早い。ってことは3巻、コニーちゃん大暴れ＆種村さんに会えるのは年末年始くらいか。

ウシジマくん、まあ特に何もないけれど。
自分もサラリーマンだけれども、なんか大変だなあと。
俺の場合、元プロ格闘家が四六時中ニコニコしてるので｢アイツは絶対怒らせるな｣と、周りが勝手にビビッてくれていて楽すぎる、みたいな状態で本当に日々頑張っている方に対して申し訳ない。

唐突に｢深夜食堂｣にハマった嫁が絶対にやってはいけない事をしてしまった。

2008/07/31 23:58｜雑記｜TB：0｜CM：3｜▲

唐突に｢深夜食堂｣にハマった嫁が、｢孤独のグルメ｣と同時読みという、絶対にやってはいけない事をしてしまった。
案の定、｢第12話　東京都板橋区大山町のハンバーグ・ランチ｣の回で井之頭五郎が中国人バイトにキツく当たる店主にアームロックを決めるシーンに大激怒。
あ～あ、言わんこっちゃない。

範馬刃牙、末堂も生きていた!! それだけで充分。

克己の件、理論がどうだか分からんけど、｢やっぱり鞭打が最強｣的な風潮になりつつある昨今(嘘)、｢結局野生動物を服従させるには鞭｣って事になりそうではある。
来週からまたリアルシャドーが見られる。こんなに嬉しい事はない。

それはそれで、｢なんでバキはいままで勇次郎を想定したリアルシャドーをしなかったのか｣って事になるけど。

｢はだいろ｣も今年を代表する漫画(俺の中で)になってしまいそうな気がするんだが。

2008/07/29 10:56｜雑記｜TB：0｜CM：2｜▲

いやあ、昨日の記事、｢実話ナックルズ増刊｣なんて全く誰も興味もってないだろうなあと思っていたら、｢実話ナックルズ増刊｣とか｢プリプップ｣の検索結果でここに来る人の多い事。
基本的に｢ナックルズ｣を本気で読んでる人はパソコンが使えない(偏見)だろうし、漫画読みの方はこういうジャンルを｢文化的ではない漫画}として相手にしない事が多いからなあ。

ケンペーくんの４コマとか、｢腸がとび出てるデスメタルのCDジャケット番付｣(横綱はもちろんカンニバルコープス)とかをやってた頃の｢GON｣に近いっちゃあ近い。

｢はだいろ｣も今年を代表する漫画(俺の中で)になってしまいそうな気がするんだが、どうなんやろ。

｢天女と麦つかい｣、もしかしたら民明書房か暗黒日文社あたりから発売されてるかも知れん。

2008/07/23 00:35｜雑記｜TB：0｜CM：1｜▲

妙に仕事に対するやる気が出て困っている。
そしてこうしている間にも続々とオークションで落札したTFアニメイテッドの玩具が届いている。
先週｢ヒーロー玩具研究所｣さんで相場を見てきたけど、大型商品ほどオークションでうまく落とした方がいいか。
今週の｢月光条例｣にて、消滅してしまった｢天女と麦つかい｣というおとぎ話。
当然これは藤田オリジナルの話なんやけど、｢消滅してしまったから僕らも覚えていない｣という意味にとれば、まあ上手い演出だなあ。と。

｢麦つかい｣は西洋の格好をしていたし、天女…どこの国の話だ!?
無国籍にも程があるぞ。
多分中世ヨーロッパの飢饉で麦つかいが魔法で皆にパンを振舞ってハッピーエンドとか。

もしかしたら民明書房か暗黒日文社あたりから発売されてるかも知れん。

おれの考えた｢桃太郎とうさぎ｣の挿絵をかいてくれるひとはおらんのか!?

諸星大二郎新刊　｢未来歳時記　バイオの黙示録｣!! 　あいかわらず根性ある表紙。

2008/07/18 00:28｜雑記｜TB：0｜CM：3｜▲

はい、毎月書いてるけど、月末10日間の仕事のピークに入りました。今月は盆休みの絡みもあるので生産予定がなかなか固まらない…
ってことで、今日も、お漫画買うたんよ。

諸星大二郎新刊　｢未来歳時記　バイオの黙示録｣!!
ウルトラジャンプで不定期連載していた作品がついに単行本化。

-バイオ戦争後、人間の中にヒト以外の遺伝子が発現する者が現れ始めた-
諸星大二郎による、新たなる天地創造劇。

冒頭の理由でちょっと内容まで詳しく紹介できないけれど、明らかに｢設定勝ち｣した世界観の中で、あくまで当たり前に生きたいだけの登場人物。

ちなみに表紙は諸星作品定番の、裏表紙まで一枚画で繋がってて、登場人物総登場してるヤツなんやけど、

よくここまで｢表紙でネタバレ｣する絵が描けたもんだ。度胸あるなあ。
ついでにチャンピオンRED購入。
なんかどんどん｢おんなじ様な作品ばっか｣になってきてるな…。

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