なめくじ長屋奇考録僕の大好きな桜壱バーゲンがカフカの｢変身｣を劇画化とか。原作もあまり覚えてないけれど、なんかもうどうでもいいと思う。

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僕の大好きな桜壱バーゲンがカフカの｢変身｣を劇画化とか。原作もあまり覚えてないけれど、なんかもうどうでもいいと思う。

2009/08/14 00:26｜桜壱バーゲン｜TB：0｜CM：3｜▲

という事で何をどう説明したらいいのやら、僕の大好きな桜壱バーゲンが、カフカの｢変身｣を劇画化してしまいました。

桜壱バーゲンといえば、我々エロバカ劇画界の住人にとっては稲生様以上に神に近い存在。
浪花ともあれ名義で執筆した｢余命半年のＡＶスカウトマン｣の話などは記憶に新しいところ。

とかそういうのはどうでもよくってなんでこの原作を選んだのか全然分からない。
もともとどうしようもなく漫画化しづらい内容の原作に対し、もともとどうしようもない漫画ばかりを書いてきた男はどう立ち向かうか･･･

いつも通り!!
まさかあの｢変身｣が、ザムザの親父の朝勃ちから始まるとはな。
そう、劇画化にあたり桜壱バーゲンのとった方法とは、｢内面･外見共に突出してどろ崩れた親父を主人公にすること｣だったとか何とか。

そしてこの後はもういつも通りの｢狙ったＢ級｣。

親父に突き飛ばされ転倒する上司のプライスレス二束三文。

親父につきとばされ転倒する医者のプライスレス二束三文。

中盤以降は親父のバトルシーンもあるＹＯ!!

うわっ酷ェ。

とりあえず原作に尾鰭をつけられまくって家の借金も自分のせいにされた親父の再就職奮闘記!!

はああああ～　こっちが言いたいわ。

ウケたと思ってまたやる。

と、原作は10年以上部屋のどこかに埋もれたままでストーリーも半分くらいしか覚えてないけれど、なんかもうどうでもいいと思う。

掲載紙の廃刊により若干後半の展開が駆け足になってしまっているけれど、最初っから単行本なんて出ないと思っていたので感慨も一塩。
まあ、とりあえず純粋に嬉しいので簡易ですが紹介を。

結論、カフカって大した原作書かないのな。そう、虫けらだってみんな生きてる。