なめくじ長屋奇考録 2010年01月04日

なめくじ長屋奇考録

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新春親切企画　｢なめくじ長屋の歩き方｣。

2010/01/04 01:51｜このマンガがひどい！｜TB：0｜CM：12｜▲

またお前らか。新春早々あけましておめでとうございますなどと騒いでいるのは。
ほれ、お年玉代わりにとっとけ!!

ダルビッシュがdaruビッシュ～!!してる裏で･･･

ウッキッキ～!!　楽天　田中将大も堕ちたものだな!!じゃねえよ桜壱バーゲンせんせい!!

ということで年一回の超親切企画!!
年末の｢このマンガがひどい！｣でウチを知ってくれた方はＲＪだのマイトガイだの、ここでしか使われない専門用語にさっぱり付いて来れないのではないかというお声を頂いての。

なめくじ長屋がメインで取り扱っている雑誌の特徴なんかを説明しながら、1ヶ月の流れを順を追って。

まず月があけて･･･

漫画ローレンスR35。毎月5日発売。
ローレンス系の中でも一番ターゲットが微妙なこの1冊。
登場する人妻の年齢が全員35歳以上という作りこみ具合。
連載作家/青山一海･景山ロウ･羽中ルイ･やまもとあき･あきすぐり･沢田竜治･鳥居春信･冨田茂など。
巻頭･巻末によく分からんババアのヌードグラビア各8Pあり。カラミなしの普通のヌード写真。
作品タイトル･アオリ文などは｢純RJ系｣。(RJについてはあとで説明)

各作品はウソかホントか実録仕立て。告白してくれた奥様のスペックは毎月の見どころです。
好きな体位は圧倒的にバックが多いのと、好きな料理の｢なんでそれなん？｣感。
｢サラダ｣とか、漠然としすぎていて本当に勘弁してほしい。

翌日6日はお楽しみのホラーM。

現在は奇数月だけの発売になってしまっているけれど、なにからなにまで補足範囲が広すぎの｢おんなチャンピオンRED｣とでもいうべきおそろしい雑誌。
全体的なノリはコレとかコレを見てもらえれば。

そして8日は漫画プラザ。

他のエロ劇画誌の比べるとバカ度は抑え目だけれども、作品タイトルにRJが使われているので通読。
連載作家/間宮聖士･乱真澄･西門一馬･角雨和八･おとひめ･青山一海･村田やすゆき等。
村田やすゆき作品の無駄昭和感と青山一海のナチュラル狂いっぷり、あとは西門一馬の｢こちらレイプ痴療院｣シリーズが、連載マンガとして普通に面白いのがポイントです。

そのまま毎月10日はコミックビームの｢血まみれスケバン･チェーンソー｣のネタバレ記事を。
作品自体はエロバカ全然関係ないんだけれども、三家本礼作品の楽しみ方が分かる人ってのは間違いなく｢エロ劇画誌をエロバカに読める人｣だと思うので。
それ以前に、なんでもっと話題にならないのかが一切分からないのでウチが一方的に。

そして13日。

漫画ローレンスSPECIAL。
ローレンスの増刊ではなく、｢漫画ダイナマイト｣の増刊扱いになる訳の分からないこの1冊。
連載人もSPECIAL!!村田やすゆき･古田一也･青山一海･夢野ひろし･原茂之･紫れいか･景山ロウ･ケン月影など、他とあんまりかわらない面々でバカバカしくお送りいたします。
素晴らしいのはやはり古田一也作品。｢ローレンス｣の名を冠したものは自主規制なのか何なのか、性器･結合部の白消しが豪快なので、｢細部まで描いてしまうとグロすぎる｣古田絵とうまくバランスがとれていると思います。

16日には｢別冊週漫スペシャル｣の｢けものみち｣で、

闇金･金丸さんの“やんす＆バァ”に酔ってください。
こんな感じでバァ
ウシジマくんとかが好きな人はビックリすると思いますよこの闇金漫画。
自分がやりたいだけで、金貸しのプロ意識あんまり無いですからね。
騙されてソープに沈められた女が、最後のコマで普通に笑顔で奉仕しているハッピーコミック感に恐怖してください。

おなじく16日には｢漫画実話ナックルズ｣にて、僕らのヤリマンアイドル･ドルショック竹下が｢潜入！エロス番外地｣を連載中。

だいたい毎月こんな感じ。

そして22日、

アルフレッド･ノーベル負の遺産･｢漫画ダイナマイト｣!!
プラザ･ローレンスと並んでの、なめくじ長屋エロバカ3巨頭。
ここでもお約束の豪華連載陣!!　入倉ひろし･紫れいか･古田一也･みずしま聖･冨田茂･池田圭一･瀬木勝など。
注目はやはり冨田茂。
気をつけて見ていれば、半年に一回はローレンスR35掲載作品のものを使いまわしています。
また、この雑誌は｢日本一レベルの高い読者投稿コーナー｣を持つことでも一部でのみ有名です。
｢ダイナマイトタイムズ｣･･･ただのエロ劇画の感想を本気で書いて投稿、エロDVDを狙う愛読者達の熱き戦い。
なお、なめくじ長屋経由で漫画ダイナマイトを知り、ネタ的感想で掲載を狙う男達を総称してマイトガイを呼ぶことになっていますが、一応僕に連絡をもらわないとマイトガイ認定が出来ないので、掲載された方はご連絡ください。
その他、ダイナマイトタイムズに関してはまた後日時間をとって説明します。

22～27日までは、コンビニコミックスのおかしなの等にチェックを入れながら、奇数月25日にはホラーM別冊(って言っていいのかな？)の｢トカゲ｣で、熊谷蘭冶｢嘆きの天使｣と矢萩貴子｢薔薇のヴァンパイア｣をチェック。
2作品とも、内包する無意識感がものすごいことになっているので注目。
｢嘆きの天使｣に関しては、単行本2巻が出なさそうな事になっていて腹が立つので、近々署名活動でもしてやろうかしらと考え中。

そしてついに28日。

｢漫画ローレンス｣。
エロバカの王道。
作品タイトルに見られる、｢C･陰･乱･痴･姦･膣･性･交｣等の性的なイメージを持った字の変換ネタ。
こんな事やったってエロさが増すことは一切無いというのにこの徹底っぷり。
なめくじ長屋ではこの変換ネタを｢RJ｣(ローレンスジョーク)と名付けて、長中期計画で体系立てて行く予定です。
とりあえずみなさんも、いいRJが出たときは｢NRJ!!｣（ナイスローレンスジョーク!!)と叫んでみることから始めてください。
連載人も鉄壁の荒れっぷり。
景山ロウの｢ことわざRJ｣シリーズ、みずしま聖の｢たわむれ時事ネタ｣、林昌也の｢名曲RJ化｣＆雑すぎるトーン使い、説明不要の吉浜さかり･井河隆志。脇を固める城野晃･夢野ひろし･ケン月影。
ムカつき加減にスキがなさすぎる。
さらに、先に書いたけど･･･僕がローレンスを好きな理由の一つとして、｢豪快な白消し｣というのが上げられます。
どのシーンを見ても、ビックリするくらい直接的なエログロ描写が少ないから、スキャンして添付しやすいという。
ダイナマイト･プラザに関しても同様で。
とりあえず、エロ劇画誌を買ってみようかと思うのならば、やはりローレンスから。

そして29日。
1ヶ月のラストを締めくくるのは、週漫スペシャルの美和剛作品。
美和作品に関してはこの日にある程度語らせてもらったので割愛しますが、紙面いっぱいに溢れ出る｢ハッピーコミック感｣、未読の方は｢原爆の落ちないはだしのゲン｣を想像していただければ近いかもしれません。

その他、｢人妻熟女ざかり｣で清水雅治や杉本リオ作品のチェック、｢熟女ものがたり｣で三条友美の｢M妻奈美｣も確認しますが、このあたりの雑誌は表現が直接的過ぎて画像をどう使うのかが難しいところです。
エロバカは、｢エロくてバカ｣なのではなく、｢エロ本に載ってるだけで、ただのバカ｣じゃないといけないので、ウチの画像を見て1人でも性的なものを感じないように。なめくじ長屋は18禁サイトではありません。

あとは毎週火曜日のアサヒ芸能。
みんなの人生の師、成田アキラの性感マン遊　女体の旅GTRは必読です。

ちなみにナリタ師は新春からフルスロットル。

次週、ニューハーフ相手に“アナルV筋”炸裂!!
担当編集者のひとことも相変わらず冴え渡る。この人本当に最高。

ちゅうことで2009年は｢立ててもいない目標を勝手にクリアできた｣当たり年だった訳ですが、唯一達成出来なかったのが、｢女体の旅GTRに出てみたい人妻とコンタクトを取って、現場見学させてもらう｣というもの。
今年は諦めません。ご連絡お待ちしています。あと、単行本出してください。

ちゅうことで長くなってしまいましたが、なめくじ長屋の1ヶ月のだいたいの予定でした。
今年もよ漏Cくお願慰しマンす。

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