なめくじ長屋奇考録ホラーMの｢ミスミソウ｣が凄い展開になってきた。もうだれも、しあわせになれない。

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ホラーMの｢ミスミソウ｣が凄い展開になってきた。もうだれも、しあわせになれない。

2008/07/09 01:16｜ホラーM｜TB：0｜CM：3｜▲

１巻発売時に軽くレビューしたけれども、ホラーMの｢ミスミソウ｣が最近凄い展開になってきた。

辛い日々を送る主人公・春花の力になりつづけている少年、相場晄(みつる)

今月は彼の幼年時代の闇とじわじわと表に浮かび上がり始めてきた真意。
さすがにネタバレは避けた方がいいと思うので｢触り｣だけ。

日常的に母を虐待する父をみて育った晄。
その父がいなくなった(離婚？殺した？)後、｢母さんは俺が支えないと…｣と母を労ってきた晄。

が、母のある一言をきっかけに、それは彼の中で歪んだ。

母さんは殴られるのをまってたんだ。いとしい母さん。
母さんには俺しかいない。

俺が守るから…

｢暴力を受ける事｣でしか自分の居場所を確保できない母のため。

そして晄はクラスメイトから激しいいじめを受け、家族を焼き殺された春花に母の姿を重ね合わせる。
｢彼女には、俺しか居ないから。｣

正直ウラがあるとは思ってたけど、ここまで描くか。
ちなみに第２巻は8/18発売。次巻は凄まじい復讐劇。一冊あたりの復讐密度で言えば、シグルイ４巻を軽く超える。

｢東京に行って、ふたりで暮らしたい人が居る。｣

もうだれも、しあわせになれない。

セリーヌ公式サイト #EBUSheBA｜2013/11/02(土) 11:27 [ 編集 ]

セリーヌラゲージバッグ

つた #-｜2008/07/12(土) 22:50 [ 編集 ]

もう、２巻発売時は大々的に『カスミソウ』フェアをやってやろうかと。
｢ブラジルに行ってふたりで(サトウキビ飼料のビジネスやって)暮らしたい人が居る｣

もうだれも、しあわせになれない。
『カスミソウ　アントンハイセル編』次巻発売未定。

ヒロ #9/QuQgK2｜2008/07/12(土) 11:38 [ 編集 ]

『おまえの近くにいたいんだ』
『東京に行ってふたりで暮らしたい人が居る』

…そう言うやわらかい表情の彼が放とうとする拳のその姿(2コマ目)は…まるで"昭和ゴールデン世代"が熱狂した、妖気を纏う"弓引くアントン"そのものではないか!?

『母親を虐待』(？)する為だけに、アントンを自らに降臨(※死んでません)させる少年を描くなんて…

何て凄いんだ…

『カスミソウ』。
(↑108点！もしくは0点！)

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