なめくじ長屋奇考録格闘漫画史上トップクラスにカタルシスのない漫画｢宇強の大空｣、必読に違いない。

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格闘漫画史上トップクラスにカタルシスのない漫画｢宇強の大空｣、必読に違いない。

2008/04/24 22:16｜雑記｜TB：0｜CM：1｜▲

雑記。相変わらず調子のいい｢月光条例｣。第一話で出てたのに放置されていた一寸法師がようやく登場。まあほっといてもいいんやけど、個人的にはやっぱり｢同じルーツを持つ日本と西洋のおとぎ話が伝奇的にリンク｣してくれると嬉しい。
諸星大二郎案をちょっと拝借して｢赤ずきんは青い月の光を浴びて変身する人狼｣とか、結構かっこいいんじゃないか？しかも味方側で。

範馬刃牙、克己と独歩の親子対決には期待しとったんやけど、こんな結果か。
ピクルVS花山の陰に隠れた小さな戦い、だからこそ読者に何といわれようが単行本１巻分くらいかけて丹念に描いて欲しかった。
独歩はわざと負けた(フリしてる)可能性も高いけどね。
どっちにしろ父親越えは主人公じゃなくても重要やと思うんやけどなあ。
バキも山岡も、喜一も今ん所成し遂げてないから。宇強があっさり父親をボコった時は笑ったけど。でもすぐ｢それより強い祖父ちゃん｣が出てきた。
格闘漫画史上トップクラスにカタルシスのない漫画｢宇強の大空｣、必読に違いない、と思う。多分。