なめくじ長屋奇考録吉浜さかり｢はやと痴り｣!!エロくもなくただバカなだけの作品群の中でこの“癒し”は何だと。勉強になります!!

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吉浜さかり｢はやと痴り｣!!エロくもなくただバカなだけの作品群の中でこの“癒し”は何だと。勉強になります!!

2009/10/03 02:37｜漫画ローレンス｜TB：0｜CM：3｜▲

エロバカ劇画というと、ついつい皆さん林･井河･冨田･景山あたりを思い浮かべると思うのだけれども、今頃になって自分の中で“吉浜さかり株”が上昇している。

これは先月の｢そう触だんし｣の件で確信に変わったといっても過言ではないのだけれども、エロくもなく、ただバカなだけの作品群の中でこの“癒し”は何だ!?　と。

ということで余分なツッコミは少なめで今月の吉浜作品、

｢はやと痴り｣
山登りはアン全に。そう難したらエッチ大事よ!!
を感じて欲しい。

冒頭。家族で登山に来た4人。

パパだけがフル装備な辺りで紙面いっぱいに広がる｢絶対自分の趣味に家族を付き合わせたんだなあ｣感と、諦めきった妹の｢空｣の表情に注目。

すかさず兄が、

違うよ。

そんな早とちりの兄に対して、

母による、純度100％の無表情無慈悲ツッコミが心を折る。

そんな母も、

平均的日本人とはややズレた感覚の持ち主である事は間違いない。
そして何ということか!!　母さんがオシッコしてるうちに夜が更け、パパともはぐれてしまったのだ!!

兄と一緒に下山をこころみる母だが、

｢どっちに行っていいかわからないよォ!!｣
手をブンブン振り回してかわいいな、コイツ。

しょうがないのでそのまま夜を明かすことになった二人。
｢このまま助けが来なかったら死んでしまう｣と、またもや早とちりで狂った兄が｢遭難は母さんの小便のせいだ!!｣などと理屈に合ってるのかどうなのか分からん事をわめき散らし、