なめくじ長屋奇考録 2009年03月01日

なめくじ長屋奇考録

http://namekujinagaya.blog.2nt.com/　　presented by 劇画狼＠おおかみ書房

ホーム

全記事一覧

カウンター

プロフィール

劇画狼＠おおかみ書房

Author:劇画狼＠おおかみ書房
イベント出演・寄稿の依頼などございましたら
namekuji.horrorhouse☆gmail.com (☆→@)
までよろしくお願いします。
リンクもご自由にどうぞ。

カテゴリー

月別アーカイブ

RSSリンクの表示

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
未設定

--位

アクセスランキングを見る＞＞

[サブジャンルランキング]
未設定

--位

アクセスランキングを見る＞＞

簡単に2冊ほど。そのままはマズイだろうということで｢なめくじ長屋欺考録｣に変えようかという案もちらほら。

2009/03/01 00:41｜カテゴリなし｜TB：0｜CM：0｜▲

簡単に2冊ほど。

｢宗像教授異考録｣　第十集。
約900年前、倒壊した出雲大社が再建できるほどの巨木が流れ着いたが、いったいどこから･･･!?
幼児の手足を粘土に押し付けて作った手形足形の土製品が出土したが、何のためだったのか･･･!?
古い説話｢百合若大臣｣とギリシア古典｢ユリシーズ｣との関係とは･･･!?
馬が突然怪死するという、木曽地方に伝わる不気味な伝承の真相とは･･･!?
東亜文化大学教授･宗像伝奇が閉ざされし歴史の真実の扉を開く。

ってことで｢伝奇考｣から｢異考録｣にリニューアルしてからもう10巻目。
このペースで描き続けてよくネタ切れしないもんだと感心尊敬その他ものすごい事になっているけれどこの巻は｢ちょっと休憩｣かな。
忌部神奈の身の上話が微妙に絡んできているので｢純粋な考察｣としては控えめというかユリシーズの話なんかは結局何が言いたかったのかよくわからんけれど。
あと、ウチのブログ名は当然この漫画｢伝奇考｣｢異考録｣をまるごと使わせてもらっていますが当然何も考察なぞしていないのであしからず。
そのままはマズイだろうということで｢なめくじ長屋欺考録｣に変えようかという案もちらほら。
呼びやすさ優先で｢な考録｣でも可。←思いつきで言った割には結構気に入ってる。

しゃあないので一個考察。　なぜ道端でカラスの死骸を見かけないのか!?
そんなもんホームレスが食っとるからに決まっとるやろ。

そんな事よりコレが凄い。
先月発売した

上田早夕里　｢魚舟・獣舟」。
「現代社会崩壊後、陸地の大半が水没した未来世界。そこに存在する魚舟、獣舟と呼ばれる異形の生物と人類との関わりを衝撃的に描き、各界で絶賛を浴びた表題作。寄生茸に体を食い尽くされる奇病が、日本全土を覆おうとしていた。しかも寄生された生物は、ただ死ぬだけではないのだ。戦慄の展開に息を呑む「くさびらの道」。書下ろし中編を含む全六編を収録。

まあ、殆どの短編は｢異形コレクション｣収録なので既読やけれど｢祝発売｣ということで。

しかし表題作の世界観の完成度は異常。
ここまでの設定を小出しにしながら後半一気に｢ヒトゲノム｣ネタでバイオホラーに。
まさか30ページそこそこの短編でここまで見事な世界を見せられてしかも何も書き残していないという･･･。なぜか懐かしい気持ちにまでさせてくれる頭のおかしい作品。
さらには2010年予定で｢同じ設定･世界での長編｣も予定されてるとか。
う～ん。どう説明しようか。
｢ナウシカを最後まで映画化する｣って事になったらみんなコレと同じくらい興奮するとか･･･ちょっと違うか。

590円でここまで楽しめるSF/ホラー短編集も近年稀だなあ。珍しくベタ褒め。

秋に映画化するということで木下半太の｢悪夢のエレベーター｣｢悪夢の観覧車｣｢悪夢のドライブ｣の悪夢3部作も一気読み。
ああ。コレは映画化しやすいなあと。

ちゅうことで本日はネタ抜きで2作品紹介でした。
こんなのウチでやることじゃないな･･･。

肋骨が痛いです。
ロンドンオリンピックまであと1245日。
本日のおしっこの色　透明。

カレンダー

Twitter

Twitter/gekigavvolf

リンク

簡単に2冊ほど。 そのままはマズイだろうということで｢なめくじ長屋欺考録｣に変えようかという案もちらほら。

簡単に2冊ほど。そのままはマズイだろうということで｢なめくじ長屋欺考録｣に変えようかという案もちらほら。