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「世にも奇妙な漫☆画太郎」5巻は「読んだらすぐ捨てる、再読したくなったらまた買う」!!というスタイルで。「ガゴゼ」5巻は本気。

2008/12/29 17:53|雑記TB:0CM:0
ということで、なめくじ長屋版「このマンガがすごい!2009」!1位である「世にも奇妙な漫☆画太郎」5巻!と、「コスよめ」投票用ランキング1位の「ガゴゼ」5巻(最終巻)を買いました。(簡易更新ですいません、というか、どのページをどう添付してもネタバレになってしまうので。)
画像 167

画伯の方は、この巻単体で見た場合、画太郎作品の一つの完成形と言っても過言ではないような奇跡。
だって、収録されてる6話分、全部オチが同じなんだぜ!?
もう、最高であり、最低である。
ここまで高みに達せられると、読む側にも相当な覚悟が必要で、「読んだらすぐ捨てる、再読したくなったらまた買う」!!というスタイルで挑まねばなるまい。
こんな本、家に置いてちゃダメだ。

本題は「ガゴゼ」。
WEB連載の「妖怪伝奇アクション」もこの巻にて完結。
正直、この最終巻の「スピード感を全く損なわずに伏線を全て回収」する勢いは鳥肌が立った。
「カシリ様の正体」、「ヒロインとの結末」、「青龍との友情」、「十二神将・騰蛇が明かす土御門有盛の秘密」
3~4巻の「正直蛇足かな」と思っていたエピソードも、完結後に読み返してみると全く無駄がなく、中短編として考えた場合、これほど勢いと緻密さのバランスがとれた作品はそうないんじゃないかと思う。(特に、連載開始当事は「勢いで突っ走る漫画」だとおもっていたので余計に。)

まあなんせ、知名度が低すぎると思うので、ちょっとアレな言い方になってしまうけど、このマンガが凄いから読め!!!と、声を大にして言いたい。

ただ、若干褒めちぎりすぎてハードルを上げすぎてしまった感はあるので、そうでもないと感じるかも。

漫画レビューって、難しいね。
普段、如何に自分が「右脳のインスピレーションだけ」も、無茶苦茶な記事を書いているか痛感しました。

ロンドンオリンピックまであと1306日。
本日のおしっこの色 透明。

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