なめくじ長屋奇考録 2008年09月14日

なめくじ長屋奇考録

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今月のシグルイ感想続き。そういえば9巻以降の単行本加筆修正点チェック、RED連載時のアオリ文転載をするのをすっかり忘れていた。

2008/09/14 02:21｜雑記｜TB：0｜CM：0｜▲

ちゅうことで今月のシグルイ感想続き。

第六十二景俄か雨（後半）
藤木と三重はようやく駿府に到着。
そのまま駿河藩城代家老、三枝伊豆守高昌の屋敷へ。
三枝｢伊良子の対戦相手を探しとるんやけど、お前やりたいんちゃうん!?｣

藤木｢はい。決着つけます。｣

三枝｢何言うとるん。決着なんかとっくについとるやん。それを腹も切らんとよう再戦なんか言えるなぁ。｣

有り得ない京都弁で無茶苦茶に話が進んで行く(大嘘)。

これはあまりにも話がおかしい。
相手が相手やけど、流石に三重も反論。
｢藤木源之助はご家中の馬淵さまより伊良子清玄と再戦する旨然と申し付けられましたゆえに…｣

と、当の馬淵本人は伝家の宝刀｢知らぬ!!｣。

あ、やっぱり藤木がキレた!!
究極の無意識過剰。脇差に手が伸びる。
白装束。ここで自害するつもりか。

いや違う!!こいつチョキってやがる!!
馬淵を斬るつもりだ。
辛うじて三重の一括でその手を納めるが、事を起こしてしまったとして、｢錆びてはおらぬのう｣で済ましてくれる孕パパはもういない。
むしろ藤木のせいで死んだ。

そんな藤木に三枝のえげつない一言。
｢清玄と立ち会いたくば業前わ見せよ｣
｢隻腕となりても戦えるという証を立てい!｣

もう、言ってる事に筋が通っていそうで実は全く通っていない。無茶苦茶なこの発言で藤木は結局誰かと腕試ししなくてはならなくなった。

相手はあのデカ坊主だ。

過剰な肉体、過剰な力。
現時点で藤木に｢伊良子対策｣は何一つない。
｢遠く･早く｣では星流れは逆流れに勝てないし、何より隻腕となった藤木にはもう星流れは使えない。
原作ネタバレになるので詳細は控えるけど、御前試合で藤木が見せた｢遅く･強く｣の技のヒントを、この坊主との戦いで掴むのかもしれない。

そういえば単行本11巻が発売になったけど、9巻以降の単行本加筆修正点チェック、RED連載時のアオリ文転載をするのをすっかり忘れていた。
まぁそのうちか。

ってことで。

今月から登場のこの坊主が他の南條作品に出てくる人なのかどうかよく分からん。
とりあえず自室にある南條作品には出てきてない。

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