異常不要! 異常不急! 「このマンガがひどい!2020」!!
お待たせしました!
2017年の年末以来、久々の無の祭典!
ということで、ルール説明は省きますが、今から2018年の年始から先月まで買い集めたエロ劇画雑誌に載っていた「ひどい描写」を連続で押し付けていきます。
決して単行本にならず、語り継がれていくことがないこのジャンルのマンガたち。
今から連投するマンガのコマを見ることによって起こる原因不明の発熱、目眩、耳鳴り、吐き気、倦怠感……
それらは全て、疫病のせいではない!
「このマンガがひどい!2020」!
ということでアレを見ましょう! 定番の「だいしゅきホールド」見ましょう。
あれは、えっちでいいものですからね。
わーい楽しみ! せーの、
大幅に何かおかしい!
男の下半身を省略している……としたら全く性器の位置が合わないので、協議の結果これは
「女が股で開いた異界への扉から、謎の上半身を召還した」
ということになりました。納得!
エロ劇画得意の超理論からはこちら!
膣痙攣で男性器が抜けなくなること、ございますよね!
息子夫婦のそういう局面に出会うことがあるかどうかは分かりませんが、緊張を緩めるための対処として、
そう、これが一番だと思う!
なんつうか、人間なんてただの「ものを思う管」だからね! 片側を緊張させれば反対側は緩む。
多分そういう理屈だと思う! 人体は、なんか不思議だから!
続きまして、食べ物のふしぎ情報です!
近年の研究の結果、乳首を立たせるために最も適した食べ物は、
フォアグラだということが明らかになりました。
箸の持ち方もすごくいい!
そして栄誉ある「このマンガがひどい」パロディ大賞は、
「豚の代わりに描かれた巨大コアラ」で決定です。
コアラかな? いや、この満面の笑みはクアッカワラビーかも知れないな。「世界一幸せな動物」って言われてるやつ。
今度調べておきますが、個人的な予想としては「質量を伴った人間の悪意」だと思います。
害獣認定! 即駆除!
続きまして、セニョール大悦先生の恒例の難読漢字ルビ芸、今回はそれほど新作も発見できませんでしたが、好きだったものを軽めに並べていきます。
突膣激悦根! ※読めない
精液付着! ※読めない
温潤恥穴! ※読めない
剛力 彩芽(ごうりき あやめ 1992年8月27日-)は日本の女優、ファッションモデル、タレント、歌手。本名同じ。
神奈川県横浜市出身。オスカープロモーション所属。
セニョール先生はネタ云々ではなく純粋に画力がすごいので、もっとめちゃくちゃな発表の場があってほしいですね。
それはそれとして、田んぼでのセックスでのピストン運動が、
音の壁を突き破っていたことを皆様に知っていただきたい。
陰茎がマッハで動くことが女性器にどのくらい深刻なダメージを与えるものなのかは、専門家でないので分かりませんが、生きたままセックスが終えられただけでも彼らは幸せだった。
たとえマンガの中であっても、不幸な死は少ない方がよいものな。(何も考えていない)
ピストン運動のオノマトペで一番固かったのはこちら!
これは解体現場とか造船所でしか発生しない音です。
タンパク質とカルシウムでできている物がぶつかり合って出る音ではない。
見た目の描き殴り度がすごいのはこれだ!
目に優しくない!
バイブは2本刺さってるのか振動で暴れまわってるのかイマイチ分からないし、「性器への刺激は、激しければ激しいほど気持ちいいものだ」という確固たる信念を感じる!
これも一つの正義!(何も考えていない)
目に優しくないといえば、この人妻の着てる服がすげーチカチカして気持ち悪い。
次から、高難度ナンクロみたいな服は脱いでセックスすること!
頭の体操をしながらのセックスに興奮する男性は、そんなに多くないから!
ということで皆様大変お待たせいたしました。
エロ劇画界を代表する目に優しくない大賞ですが、大賞受賞者は2020年ももちろん、
ねむり太陽先生です。おめでとうございます。
魔界の孔雀の求愛みたいな背景はもうしょうがないとして、この着物の柄もすごい。
何がどうすごいのかとか、そういう問題じゃなくすごい。
巨大カボチャのギネス記録は1.2トンらしいです。
ねむり先生の狂ったオノマトペに関しては、今回新たに発見した、パイズリとフェラチオの音が、
めちゃくちゃそのままなのが最高でしたね。
あと、
これはもう実質上デンプシーロールだと思う。
そして令和の世に……
まさか「このマッサージ器具を股間に押し当てたらどうなるかしら?」という「一番最初の人間の興味の話」が載るとは。
『電マ はじめて物語』かな。
ここ2年で一番幸せそうだったのはこのおじいちゃん!
「ええ心地じゃ!」は、性別にかかわらず積極的に使っていきたい言葉となりました。
逆に、ここ2年で一番かわいそうだったのはこのお父さん。
人間・陰茎、この一連の流れに登場するすべての物質が射精後に間髪入れず全否定されており、端的に言って「こんな仕打ち耐えられない」。
お父さん、どうかこの件で女性を憎んで生きていくことがないように。
それはそれとして、古来よりエロ劇画では「女性器に色々な食べ物を突っ込んで食する=乙なもの」として描かれてきたわけですが、ここ2年で一番食べ物を粗末にしてたのが、
古田一也先生の「蕎麦の回」でした。
個人的予想としては、デリケートゾーンの毛細血管が全部ズタボロになって死に至ると思う。
でも殺菌効果はあるからプラマイゼロかもしれない。
人として間違っていることを大目に見れば、最低限の配慮はしているとみなします。
でも人体実験セックスをして背景をキラキラさせるな!
背景がキラキラして許される老人はスーパーゼウスとシャーマンカーンだけ!
こちらは「おじさんがSMAPっぽいことを言ったのに、それに気づかない女性が全く意味が分からない返しをしているやつ」です。
ベストなのはここで「お義父さんのオンリーワンの男根ちょうだい」的な返しをして二人で歌詞世界を再現することではないかと思いますが、問題なのは「そうしたからといってエロ度が上がるわけではない」ということですね。
定点観測者の苦悩!
さて終盤に差し掛かってまいりました!
恒例の「急に絵が怖い」シリーズからは、
海水浴に行った熟女が足元に感じたサメの気配が怖い!
絶頂時に背景に浮かび上がる猪の守護獣!
そして、別の意味での怖さで圧倒的だった、
無垢おじさん!
※無垢おじさんとは、無垢なおじさんという意味
なんというか、この企画は「ひどい」という言葉を冠してはいますが、単純に打ち切りマンガをバカにしたり絵の稚拙さをいじったり、そういった目線ではなく、あくまで最低限のリスペクトに基づいての企画……だと思ってたんですが、
このおじさんの画力どうなっとるんかな。
あっ!
なんかいた!!
マロンちゃんだ!
マロンちゃんどうした、急にそのグラフィックはどうした!?
18世紀のフランスではヤギに足を舐めさせる拷問が行われていたそうですが、この女の人も陰唇が擦り減って消滅するんじゃないかな。
何年も言ってますが、エロ劇画に出てくる動物はだいたい違和感がすごい。
吉浜さかり作品に出てくる猫も、
2コマ目の脚の長さがすごい。
最後に、昨年夏からのエロ本コンビニ規制問題で色々とエロ雑誌がリニューアルした結果、
人妻を縛っている「縄だけにモザイクをかけている」という謎の自主規制を発見したことをお伝えします。
これはいったいどういうことなのか。
結合部は最低限の処理しかしていないのに縄は悪!
そして別雑誌の別作家の作品でも、
調教備品一式は規制対象!
これ、一般の(写真とかの)エロ本とか、劇画じゃないエロマンガでも同じことが起こってますか?
そうだとしたらどういう理屈でしょうか? 編集会議でどういう議論をした末にこういう決断に至りましたか?
実際に効果は出ていると思いますか?
なんか、いろいろ教えてください。個人的にはこの疑問を解き明かすことは必要であり、少しでも急ぎで解決したい問題です。
よろしくお願いいたします。
以上、熟読すればもっとネタが取れたのかもしれませんが、緊急開催につき、今回はこんなところで。
以前のようにエロ劇画が多く発売されなくなってしまいましたが、
それでも修正を限界まででかくするなどして細々と続いているので、引き続き見かけたものは全て買い続けていきます。
次回のこの企画の開催がいつになるのかは全く分かりませんが、また今度。
最近の自分の仕事情報や告知事項は一杯ありますが、宣伝のために書いた記事ではないので1つだけ。
5/23~6/7まで、大阪でやっている画廊の企画で、
超豪華クリエイターが描き下ろしたTシャツの通販企画を行います。
参加作家(五十音順)
五十嵐大介/池原しげと/金田一蓮十郎/コヤマシゲト/しちみ楼/スーパーログ/瀬口忍/西尾雄太/久正人/平松伸二/室井大資×majocco/山口貴由
※添付画像は各作家さんの代表作/アイコンを参考のために貼っただけで、この作品のTシャツになるわけではありません。基本的にほぼ全員オリジナルキャラになります。
詳細はや各作家デザインなどは店のホームページなどで後日発表。 販売は店の通販サイトで行います。
自由に外出できる日がいつ来るのか分かりませんが、これ着て街に出るのを楽しみに待っていただければと思います。
以上、「このマンガがひどい!2020」でした。
要るものと要らないものの境目などない。
どうかみなさん、線を引く気持ちが度を越して、人を傷付けることがないように。
2017年の年末以来、久々の無の祭典!
ということで、ルール説明は省きますが、今から2018年の年始から先月まで買い集めたエロ劇画雑誌に載っていた「ひどい描写」を連続で押し付けていきます。
決して単行本にならず、語り継がれていくことがないこのジャンルのマンガたち。
今から連投するマンガのコマを見ることによって起こる原因不明の発熱、目眩、耳鳴り、吐き気、倦怠感……
それらは全て、疫病のせいではない!
「このマンガがひどい!2020」!
ということでアレを見ましょう! 定番の「だいしゅきホールド」見ましょう。
あれは、えっちでいいものですからね。
わーい楽しみ! せーの、
大幅に何かおかしい!
男の下半身を省略している……としたら全く性器の位置が合わないので、協議の結果これは
「女が股で開いた異界への扉から、謎の上半身を召還した」
ということになりました。納得!
エロ劇画得意の超理論からはこちら!
膣痙攣で男性器が抜けなくなること、ございますよね!
息子夫婦のそういう局面に出会うことがあるかどうかは分かりませんが、緊張を緩めるための対処として、
そう、これが一番だと思う!
なんつうか、人間なんてただの「ものを思う管」だからね! 片側を緊張させれば反対側は緩む。
多分そういう理屈だと思う! 人体は、なんか不思議だから!
続きまして、食べ物のふしぎ情報です!
近年の研究の結果、乳首を立たせるために最も適した食べ物は、
フォアグラだということが明らかになりました。
箸の持ち方もすごくいい!
そして栄誉ある「このマンガがひどい」パロディ大賞は、
「豚の代わりに描かれた巨大コアラ」で決定です。
コアラかな? いや、この満面の笑みはクアッカワラビーかも知れないな。「世界一幸せな動物」って言われてるやつ。
今度調べておきますが、個人的な予想としては「質量を伴った人間の悪意」だと思います。
害獣認定! 即駆除!
続きまして、セニョール大悦先生の恒例の難読漢字ルビ芸、今回はそれほど新作も発見できませんでしたが、好きだったものを軽めに並べていきます。
突膣激悦根! ※読めない
精液付着! ※読めない
温潤恥穴! ※読めない
剛力 彩芽(ごうりき あやめ 1992年8月27日-)は日本の女優、ファッションモデル、タレント、歌手。本名同じ。
神奈川県横浜市出身。オスカープロモーション所属。
セニョール先生はネタ云々ではなく純粋に画力がすごいので、もっとめちゃくちゃな発表の場があってほしいですね。
それはそれとして、田んぼでのセックスでのピストン運動が、
音の壁を突き破っていたことを皆様に知っていただきたい。
陰茎がマッハで動くことが女性器にどのくらい深刻なダメージを与えるものなのかは、専門家でないので分かりませんが、生きたままセックスが終えられただけでも彼らは幸せだった。
たとえマンガの中であっても、不幸な死は少ない方がよいものな。(何も考えていない)
ピストン運動のオノマトペで一番固かったのはこちら!
これは解体現場とか造船所でしか発生しない音です。
タンパク質とカルシウムでできている物がぶつかり合って出る音ではない。
見た目の描き殴り度がすごいのはこれだ!
目に優しくない!
バイブは2本刺さってるのか振動で暴れまわってるのかイマイチ分からないし、「性器への刺激は、激しければ激しいほど気持ちいいものだ」という確固たる信念を感じる!
これも一つの正義!(何も考えていない)
目に優しくないといえば、この人妻の着てる服がすげーチカチカして気持ち悪い。
次から、高難度ナンクロみたいな服は脱いでセックスすること!
頭の体操をしながらのセックスに興奮する男性は、そんなに多くないから!
ということで皆様大変お待たせいたしました。
エロ劇画界を代表する目に優しくない大賞ですが、大賞受賞者は2020年ももちろん、
ねむり太陽先生です。おめでとうございます。
魔界の孔雀の求愛みたいな背景はもうしょうがないとして、この着物の柄もすごい。
何がどうすごいのかとか、そういう問題じゃなくすごい。
巨大カボチャのギネス記録は1.2トンらしいです。
ねむり先生の狂ったオノマトペに関しては、今回新たに発見した、パイズリとフェラチオの音が、
めちゃくちゃそのままなのが最高でしたね。
あと、
これはもう実質上デンプシーロールだと思う。
そして令和の世に……
まさか「このマッサージ器具を股間に押し当てたらどうなるかしら?」という「一番最初の人間の興味の話」が載るとは。
『電マ はじめて物語』かな。
ここ2年で一番幸せそうだったのはこのおじいちゃん!
「ええ心地じゃ!」は、性別にかかわらず積極的に使っていきたい言葉となりました。
逆に、ここ2年で一番かわいそうだったのはこのお父さん。
人間・陰茎、この一連の流れに登場するすべての物質が射精後に間髪入れず全否定されており、端的に言って「こんな仕打ち耐えられない」。
お父さん、どうかこの件で女性を憎んで生きていくことがないように。
それはそれとして、古来よりエロ劇画では「女性器に色々な食べ物を突っ込んで食する=乙なもの」として描かれてきたわけですが、ここ2年で一番食べ物を粗末にしてたのが、
古田一也先生の「蕎麦の回」でした。
個人的予想としては、デリケートゾーンの毛細血管が全部ズタボロになって死に至ると思う。
でも殺菌効果はあるからプラマイゼロかもしれない。
人として間違っていることを大目に見れば、最低限の配慮はしているとみなします。
でも人体実験セックスをして背景をキラキラさせるな!
背景がキラキラして許される老人はスーパーゼウスとシャーマンカーンだけ!
こちらは「おじさんがSMAPっぽいことを言ったのに、それに気づかない女性が全く意味が分からない返しをしているやつ」です。
ベストなのはここで「お義父さんのオンリーワンの男根ちょうだい」的な返しをして二人で歌詞世界を再現することではないかと思いますが、問題なのは「そうしたからといってエロ度が上がるわけではない」ということですね。
定点観測者の苦悩!
さて終盤に差し掛かってまいりました!
恒例の「急に絵が怖い」シリーズからは、
海水浴に行った熟女が足元に感じたサメの気配が怖い!
絶頂時に背景に浮かび上がる猪の守護獣!
そして、別の意味での怖さで圧倒的だった、
無垢おじさん!
※無垢おじさんとは、無垢なおじさんという意味
なんというか、この企画は「ひどい」という言葉を冠してはいますが、単純に打ち切りマンガをバカにしたり絵の稚拙さをいじったり、そういった目線ではなく、あくまで最低限のリスペクトに基づいての企画……だと思ってたんですが、
このおじさんの画力どうなっとるんかな。
あっ!
なんかいた!!
マロンちゃんだ!
マロンちゃんどうした、急にそのグラフィックはどうした!?
18世紀のフランスではヤギに足を舐めさせる拷問が行われていたそうですが、この女の人も陰唇が擦り減って消滅するんじゃないかな。
何年も言ってますが、エロ劇画に出てくる動物はだいたい違和感がすごい。
吉浜さかり作品に出てくる猫も、
2コマ目の脚の長さがすごい。
最後に、昨年夏からのエロ本コンビニ規制問題で色々とエロ雑誌がリニューアルした結果、
人妻を縛っている「縄だけにモザイクをかけている」という謎の自主規制を発見したことをお伝えします。
これはいったいどういうことなのか。
結合部は最低限の処理しかしていないのに縄は悪!
そして別雑誌の別作家の作品でも、
調教備品一式は規制対象!
これ、一般の(写真とかの)エロ本とか、劇画じゃないエロマンガでも同じことが起こってますか?
そうだとしたらどういう理屈でしょうか? 編集会議でどういう議論をした末にこういう決断に至りましたか?
実際に効果は出ていると思いますか?
なんか、いろいろ教えてください。個人的にはこの疑問を解き明かすことは必要であり、少しでも急ぎで解決したい問題です。
よろしくお願いいたします。
以上、熟読すればもっとネタが取れたのかもしれませんが、緊急開催につき、今回はこんなところで。
以前のようにエロ劇画が多く発売されなくなってしまいましたが、
それでも修正を限界まででかくするなどして細々と続いているので、引き続き見かけたものは全て買い続けていきます。
次回のこの企画の開催がいつになるのかは全く分かりませんが、また今度。
最近の自分の仕事情報や告知事項は一杯ありますが、宣伝のために書いた記事ではないので1つだけ。
5/23~6/7まで、大阪でやっている画廊の企画で、
超豪華クリエイターが描き下ろしたTシャツの通販企画を行います。
参加作家(五十音順)
五十嵐大介/池原しげと/金田一蓮十郎/コヤマシゲト/しちみ楼/スーパーログ/瀬口忍/西尾雄太/久正人/平松伸二/室井大資×majocco/山口貴由
※添付画像は各作家さんの代表作/アイコンを参考のために貼っただけで、この作品のTシャツになるわけではありません。基本的にほぼ全員オリジナルキャラになります。
詳細はや各作家デザインなどは店のホームページなどで後日発表。 販売は店の通販サイトで行います。
自由に外出できる日がいつ来るのか分かりませんが、これ着て街に出るのを楽しみに待っていただければと思います。
以上、「このマンガがひどい!2020」でした。
要るものと要らないものの境目などない。
どうかみなさん、線を引く気持ちが度を越して、人を傷付けることがないように。